3代目｢浅見光彦｣は速水もこみち! 2代目･沢村一樹が嫉妬するハマりっぷり!

(08/20)

人気ドラマ『浅見光彦シリーズ』(TBS系)の主人公･浅見光彦を12年にわたり演じてきた俳優･沢村一樹(さわむらいっき=45)が19日､港区･赤坂サカスで行われた同シリーズの卒業イベントに出席｡
新･光彦役に速水もこみち(はやみもこみち=28)が就任することを発表した｡

同作は､人気作家･内田康夫氏の推理小説を原作とした2時間ドラマシリーズ｡
初代･光彦役を辰巳琢郎(たつみたくろう=54)､2代目を沢村が演じ､これまでに30作品が放送されている｡

卒業イベントでこれまでの12年間に放送された作品を振り返った沢村は､
｢一つひとつの作品が昨日のことのように思い出せる｡12年間､あっという間でした｣
と感慨深くコメント｡
所属事務所の後輩でもある速水に対しては､
｢自分でやる光彦は自分にしか出来ないと思いました｡もこみち君らしい光彦をやってくれれば良い｣
とエールを送った｡

先輩からバトンを受け取った速水は､
｢最初に沢村さんが浅見光彦を卒業すると知ったときはショックでしたが､その数日後に光彦を演じさせていただけるという話を聞きました｡
沢村さんの光彦がシドニーオリンピックの年から始まり､今年はロンドンオリンピックの年ということもあり､そんな記念すべき年に話をいただき感謝しています｡
イメージを崩さないように頑張っていきたいと思います!｣
と気合い十分｡
浅見光彦シリーズといえば全国各地でのロケが有名だが､行ってみたいロケ地については､
｢イタリアが好きなので､イタリアに行きたいなぁ｣
と語り､シリーズ初の海外進出に意欲を見せていた｡

卒業イベントでは､沢村がこれまで着ていた衣装のジャケットと鞄を速水に手渡す場面も｡
早速ジャケットに袖を通し､
｢ピッタリですね｣
と笑顔を見せる速水に対し沢村は､
｢寂しい｡似合った姿にちょっとやきもちを焼きましたね｡卒業を初めて実感しました｣
と苦笑いを浮かべていた｡

沢村の"卒業作品"となるシリーズ31作目『箸墓幻想』は9月3日放送｡
3代目･速水による新シリーズの初回放送日は今のところ未定となっている｡(伊原)