ドラマ期待度ランキング､｢ゴーイング～｣が首位獲得も視聴率は控えめ!

10月期の新ドラマが続々と放送を開始する中､『オリコン』が『ドラマ期待度ランキング』を発表した｡

もっとも期待度が高かったのは､映画『誰も知らない』『空気人形』の是枝裕和氏の初の連続ドラマ監督作品『ゴーイングマイホーム』(フジテレビ系)｡
2年半ぶりに連ドラに主演する阿部寛(あべひろし=48)､16年ぶりの連ドラ復帰を果たす山口智子(やまぐちともこ=47)､10年ぶりの民放ドラマ出演となる宮崎あおい(みやざきあおい=26)といった実力派キャストが揃うことでも注目を集め､期待度は53.1%と2位以下を大きく引き離した｡

その『ゴーイング～』だが､初回2時間スペシャルの放送が9日に行われ､視聴率は13.0%を記録｡
期待度の割に控えめな数字に終わったが､果たして今後の巻き返しはあるのか｡

ランキング2位につけたのは人気シリーズの最新作『相棒 Eleven』(テレビ朝日系)｡
2000年にスタートした同シリーズも今回で11作目となり､今作からは新たな相棒･成宮寛貴(なりみやひろき=30)が登場する｡
10日の初回放送では19.9%の高視聴率を記録し､｢安定の面白さ｣｢次が待ち遠しい｣と視聴者の評判も上々だ｡

3位には木村拓哉(きむらたくや=39)2年ぶりの月9主演作『PRICELESS～あるわけねぇだろ､んなもん!～』(フジテレビ系)がランクイン｡
木村が無一文のホームレス役を演じるという意外性､香里奈(かりな=28)との初共演にも注目が集まる｡
こちらは22日に遅めの初回放送を迎えるが､視聴者の期待がどの程度実際の数字に反映されるかが楽しみだ｡

4位以降には菅野美穂･天海祐希がW主演で挑む『結婚しない』(フジテレビ系)､ジャニーズきっての演技派として活躍が目覚ましい生田斗真(いくらとうま=28)が主演する『遅咲きのヒマワリ～ボクの人生､リニューアル～』(フジテレビ系)､深田恭子(ふかだきょうこ=29)が難役に挑む『TOKYO エアポート～東京空港管制保安部～』(フジテレビ系)が続いた｡

昨年10月期には『家政婦のミタ』(日本テレビ系)が空前の大ブームとなったが､今年は｢承知しました｣の代わりに何が流行るのか…｡(高橋)

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