光宗薫｢どうしても辞めたい｣と号泣! 人前に出られる状態ではない…

24日､体調不良を理由としてAKB48からの脱退を発表した光宗薫(みつむねかおる=19)｡

光宗は2011年3月､『神戸コレクションモデルオーディション』でグランプリを獲得｡
同年12月にAKB48の13期生としてステージに立ち､新人としては異例のスピードでドラマやCMへの出演を果たした｡

"期待の大型新人"として多方面から注目されていたからこそ､そのプレッシャーは大きかった｡
精神的に弱いところがあった彼女は､以前から何度も｢辞めたい｣と周囲に漏らしていたという｡
『東京スポーツ』が報じている｡

光宗は今年8月､AKB48がデビュー当初から目標としてきた東京ドームでの公演を欠席｡
今月に入ってからは出演映画『劇場版私立バカレア高校』の試写会や上映会､舞台挨拶を相次いで欠席し､同グループ恒例の握手会も不参加だった｡
実に2ヶ月もの間､まったく露出をしていなかったことになる｡

ファンの間では､｢本当に体調不良なのか｣｢重病ではないのか｣などと様々な憶測が飛び交い､運営側に説明を求める声も多く上がっていた｡
特に光宗は過去に自身が描いた不思議な絵を『Google+』等に投稿したことがあり､精神的な病を抱えていることが危惧された｡

｢彼女は精神的に弱いところがあって､実は加入前に引きこもりのような時期もありました｡
AKBに入って､急に注目を浴びたせいなのか､プレッシャーに耐えられなくなって､これまで何度も『辞めたい』と漏らしていた｡
ストレスで食べ物が喉を通らなかったり､逆に食べ過ぎてしまうこともあったようです｣(事情通:東京スポーツ)

非常にほっそりとした体型で知られる光宗だが､それが非難の対象となると､彼女は自主的に太る努力をするようになった｡
また｢なぜ自分はある程度何かが出来る事が前提なのかな､それも自意識過剰かな｡研究生だけの特権が自分には無いように思うよ｣などと語り､自分のグループ内での立ち位置に悩んでいた様子が窺える｡

そんな中､彼女を大きく落ち込ませたのが6月に行われた『選抜総選挙』の結果だという｡

｢彼女はどんなに頑張っても『ゴリ推し』という"アンチ"の声があって悩んでいました｡だからこそ､ファンの声が反映される選挙が気持ちを支える賭けだったみたい｡
ただ､結果は"圏外"で64位以内にも入れなかった｡しかもアンチからは『ざまあみろ』など心ない声も受けて…｡何日も号泣していました｣(芸能プロスタッフ:同)

華やかな見た目とは対照的に､真面目で悩みやすい性格だった光宗｡
頑張りすぎが仇となり､脱退を決意するに至ったようだ｡

｢"体調不良"は事実です｡今は家で安静中｡なんとか回復するのを待っていたのですが､まだファンやマスコミの前に出られる状態ではない｡
運営サイドは『まだ休んでいても構わない｡体調が良くなってから復帰すればいい』と必死に引き留めたようですが､それでも本人は『このまま続けていても迷惑をかけてしまうし､申し訳ない｡どうしても辞めたいです』と意志は固かった｡
それで"辞退"という形になったんです｣(芸能プロ関係者:同)

今後については､今年12月に主演映画『女子カメラ』が公開予定｡
11月24日に行われる同作の初日舞台挨拶には登壇する見込みだという｡

｢本人は芸能活動を続けたいようで､AKBサイドも可能な限りバックアップを約束しているそうです｡ただ､具体的なことはまだ白紙です｣(前出の芸能プロスタッフ:同)

AKB48の総監督･高橋みなみ(たかはしみなみ=21)をして｢(脱退は)もったいない｣と言わしめた光宗｡
『神コレ』グランプリ獲得の素質を生かし､違う分野ではきっと輝けるはずだ｡(高橋)

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