田中将大の契約金161億円の詳細内訳&手取りはいくら!? 実は月収1億円未満!?

(02/28)

大リーグ･ニューヨークヤンキースに加入した田中将大が､日本時間3月2日にオープン戦初登板を果たす｡
日本人最高額となる､7年契約でおよそ161億円の大金が支払われており､否が応でも結果を求められる｡

『週刊新潮』によれば､球団側が総支出は161億円ではなく約275億円｡ニューヨークヤンキースが楽天ゴールデンイーグルス側に譲渡金として約21億円､戦力不均衡是正目的の"贅沢税"が約81億円｡これは､選手に支払う金額の半分をMLBに納めなければならない｡選手への保険料も加わり､田中将大を獲得するために275億円もの金銭が動いたわけだ｡

ひとまず､田中将大の手元には161億円が入ってくる｡しかし､全額を自由に使えるわけではない｡
｢これほどの高額になると､税金が大変です｡国の所得税に当たる連邦税が40パーセント､州税が9パーセント､市税が4パーセントなど､合計で総収入の半分､約85億円を税金として納めなければなりません｡他にも､移籍交渉を手掛けた代理人には契約金の5パーセントにあたる約8億円を支払いますから､全て差し引くと手元に残るのは約68億円という計算になります｣(現地のジャーナリスト:女性自身)

いわゆる"手取り"68億円のうち､一番の高額出費であろう家賃は､月額650万円｡一年間だと7,800万円｡球団側から1,000万円の家賃補助が支給される｡給料の支払い方法は､
｢年12回払いも年24回払いもありますし､日本人なら25日がいいとか､自分のラッキーナンバーの日がいいとかさまざまです｣(メジャーリーグ･アナリストの古内義明談:週刊新潮)
と､選手の希望に柔軟に対応してくれる｡田中将大の場合､1ヶ月あたり約8,000万円｡
｢イチロー選手は､年俸のうち500万ドルは5.5%の利息を付けて引退後に受け取る契約をしていました｡
田中選手も高額契約なので､同様の契約を結んでいる可能性が高い｣(メジャーリーグ研究家･友成那智談:同)

メディアで"161億円"という数字が強調された為､月収8,000万円と聞くと意外に少なく思えるかもしれない｡だが､たった一年間でサラリーマンの平均生涯収入を大きく上回るのだから､やはり途轍もない大金だ｡
2013年度の戦績24勝0敗を超えるのは難しいにしても､球団も地元ファンの期待も"20勝"が一つの目安になってくるだろう｡
まずはオープン戦でどんなピッチングを披露するか､絶対に見逃せない｡(柳井)

関連ニュース