浅田真央がスケート連盟に納金する額がハンパない! 引退を引き止められている!

3月末に開催された｢フィギュアスケート世界選手権女子｣で､浅田真央が3度目の女王に輝いた｡ショートプログラムでは世界最高得点となる78.66点を記録｡ギネス世界記録に認定された｡
2013年4月に記者会見を開き引退宣言をしてからまもなく一年｡2013-2014シーズンが終わり正式に引退を発表してもおかしくない時期だが､浅田真央は未だに去就を悩んでいる｡その背景には､日本スケート連盟との生々しい金銭授受関係が存在するのだ｡『女性自身』が報じている｡

｢浅田選手にはCMオファーが殺到しているそうで､最終的には15社ほどが契約することになりそうです｡1社5千万円として15社と契約すれば､これだけで7億5千万円になります｡
しかし､彼女はプロ宣言していない現状ではスケート連盟にCM収入の20%を納めなければなりません｡連盟に納付して残った金額を､選手とマネジメント会社で分け合う形となります｡
彼女はこれまで競技大会で得た賞金も､10%を連盟に納付してきました｡もし今後､競技選手としては引退して､プロに転向した場合は､連盟への納付金は全てゼロになります｡｣(フィギュア関係者:女性自身)

もし上記の通り15本のCM契約を結んだ場合､日本スケート連盟に納める金額は1億円を突破する｡現状のフィギュアスケート界でこれほど稼げるのは浅田真央だけ｡
また､同誌によれば､彼女がテレビ出演するとギャラは約100万円支払われる｡日本スケート連盟の取り分が9割以上､残り僅かをマネジメント会社と本人が分けるという｡
4月から開幕したアイスショー｢スターズ･オン･アイス2014日本公演｣にも浅田真央は出演するが､プロ転向した荒川静香と比較すると､ギャラは数分の一しかないそう｡

｢連盟としては､浅田選手本人の気持ちがプロ転向に傾いたときは､あの手この手で引き止めるでしょう｡
何としても現役を続行して､フィギュア人気と連盟の収益をまだまだ彼女に支えてほしいのです｡
それでも､浅田選手が引退を譲らなかったとしたら､連盟は4月からの1年間は協議を休むことを認める代わりに､その翌シーズン以降に復帰させる計画もあるそうです｣(スケート関係者:同)

日本スケート連盟の酷い有様は､以前にも報じた｡ソチ五輪の最終調整場所を巡り連盟と揉めて､設備が非常に悪いアルメニアのリンクで調整せざるを得ない状況に｡ショートプログラムの失敗は連盟の責任だと報じる記事もあった｡
もはや浅田真央を稼ぎ頭としか扱っていないかのような態度｡引き止めるわりに､彼女への待遇を改善しようという話も聞こえてこない｡選手や全国のスケートファンから反感を買って当然だ｡(船越)