｢女性は土俵から降りろ｣問題で｢宝塚と同じ｣と論点違いな発言で炎上した元大関･大至!

大相撲の舞鶴巡業で､挨拶のため土俵に上がった市長がクモ膜下出血で倒れた事件で､人工呼吸をするため土俵に駆け付けた看護師に対し､｢女性は土俵から降りてください｣と何度も場内アナウンスが流れたことが大きな問題となっている｡
同看護師は､市長が経営する病院に勤務する女性看護師｡彼女の咄嗟の判断と行動力が､市長の命を救ったと言っても過言ではない｡一人の命が危うい状況でも､女性は土俵に上がってはいけないのか､物議を醸している｡

この問題をめぐり､4月6日放送のTBS系『ひるおび』に出演した元大関の大至が､｢行司の動転してしまった末のアナウンスだった｣と主張した相撲協会を支持｡さらに､次の宝塚場所で女性市長が土俵上で挨拶することを断られたのも正当だと話し､｢マスコミはこの話題に乗っかりすぎ｣｢お門違いですから｣と言い放った｡

大至も､相撲協会と同じく女性は土俵に上げるべきではない､伝統的な慣習を破ることは出来ないという意見を貫いた｡その根拠として､｢宝塚の舞台にも男性は上げないでしょ､それと同じ｣だと話した｡
宝塚歌劇団の場合､あくまでショーに出演できるのは､男装した女性だというだけの事｡いざという事態で､そのルールを固執するかは不明だし､おそらく寛容に対応するだろう｡

このご時世に､女性差別と受け取られる発言を繰り返す相撲関係者たち｡もし看護師の緊急処置が無かったら､市長はクモ膜下出血で死んでいたかもしれないが､それでも構わないということなのか｡(船越)

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