ジャニーズがついに肖像権規制を緩和!? ライブ中の動画撮影を許可!

ジャニーズJr.約200人が出演する｢ALL Johnnys Jr.2023 わっしょいCAMP in 京セラドーム｣が7月16日で開催され､前代未聞の場面があった｡

コンサート終盤､アンコールが始まると､動画撮影とSNS拡散を許可するというアナウンスが流れた｡これまで､ジャニーズ事務所タレントのライブ動画を撮影する､あるいは画像をSNSに投稿するといった行為は禁止されていた｡

このアナウンスが伝わると､観客たちは喜びの声を上げながらカメラをステージの方に向けて､ジャニーズJr.たちのパフォーマンスを撮影｡終演直後からSNSには彼らの映像が多数アップされている｡
かつては､肖像権に厳格で､所属タレントの写真すらインターネット上に載せることを許さなかった｡たとえば､雑誌の表紙にジャニーズタレントが起用されていても､販売サイトでは顔が加工された状態で掲載される対応が取られていたのだ｡

あくまでアンコール部分だけとはいえ､ジャニーズタレントを撮影することが許可されたというのは画期的な事態｡今のジャニーズJr.は､皆が当たり前のようにスマートフォンを持っている世代｡動画を撮ってSNSに載せるという､彼らも日常やっている行為だけに､時代背景も踏まえ､一歩踏み出したといえるだろう｡

今後もこの方針が継続されるかは不明だが､ジャニーズ事務所もようやく時代に適合しようとする動きを見せただけでも､ファンには感慨深い｡(船越)