宇多田ヒカル､クマ問題めぐる発言で悪者にされ迷惑! ｢私も騙されそうになった｣

歌手の宇多田ヒカルが､一部週刊誌がネットユーザーの声を彼女の発言かのように記載した巧妙なやり口について､苦言を呈した｡

記事を見ると､｢駆除するなんて熊がかわいそう酷すぎる｣｢人間の都合でクマさんをいじめるのほんとにかわいそうで涙が止まらない｣｢ハンターに天罰が下りますように｣と､各地で人的被害を及ぼしているクマを駆除することを批判する発言を繰り返しているように思える｡
宇多田ヒカルの顔写真が載っているので､一見すると彼女の発言に聞こえるわけだ｡

｢おっかないこと言ってると思って批判的な意見がチラホラ届いてるんだけど｡私も『え?? 十年以上前とはいえ､んなこと言うわけないよね』→念のため記事読む→『あれ?こんなにはっきり書いてある､まさか言ったのか』→スタッフに確認→SNS上のランダムな人たちの過激な発言をそうとは明記せずに私の写真の下に掲載してそのまま私の話やほんとの引用が始まる､という構成だと判明｡そんな手があるんかい!本人の私でも騙されそうになったわ｣

と､実際は宇多田ヒカルではない一般ネットユーザーの投稿を集めて､宇多田ヒカルの過去発言や写真などを並べて掲載することで､あたかも全ての発言を宇多田ヒカルが言ったかのように思わせる手口だったという｡

｢ネットや週刊誌の情報鵜呑みにしてるのは情報に弱い少数派が目立ってるだけだと信じてるけど､にしてもこういう世間の憤りを関係無い有名人に向けようとするのやめてほしい｣と切実に訴えていた｡(船越)