倖田來未がファンクラブ会員へ自筆謝罪文で謝罪した！？

「羊水発言」で“謹慎中”の倖田來未（こうだくみ・25）が､公式ファンクラブ「倖田組」の会員向けに直筆の謝罪文を送付していたことがわかった。

しかしこの報道､産経新聞が行っているものだ。

つまりは､羊水発言が行われたニッポン放送。“謝罪”インタビューを放送したフジテレビと同じ「フジサンケイグループ」の一員。

「御用報道」どころか､マッチポンプにも見えるこの記事は､倖田の“謝罪文”の全文を掲載している。

「この度は､私の軽率な発言でご不快になられた皆様や､また多大なるご迷惑､ご心配をおかけ致しました皆様に心からお詫び申し上げます。

本当に申し訳ありませんでした。

また倖田組の皆様の中には､今まで私が作品に込めていた想いと今日のことが矛盾していると思われた方もいらっしゃると思います。

今はただただ､深い後悔とお詫びの気持ちで一日一日を過ごしています。

頂いているお手紙やメールも一通一通大切に読ませて頂いています。

こんな私にも厳しくも温かいお言葉をかけてくださっている皆様に､本当に申し訳ない気持ちと､感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

自分の言動を見つめ直し､反省の気持ちと今回のことの大きな意味とをこれからも忘れることなく真摯に受け止めていきます（同謝罪文）」

同紙は､この謝罪文を受け取ったファンの「一日も早い復帰を」「くぅちゃんの元気な姿が見たい」といった“温かいコメント（産経新聞）”を掲載。

事件の発端となった放送局のグループ企業が､舌の根も乾かないうちにこうしたお手盛り報道をすることに驚いた。

重ねて同紙は「緊急出演したフジテレビ系『スーパーニュース』では､『軽率だった』と謝罪している」と事件を振り返っているが､同インタビューでは「明確な謝罪の言葉」が無かったこともあり。世間一般に倖田の「謝罪」の意思が伝わったかどうかは､疑問だ。

また､同“謝罪インタビュー”は､大手広告代理店の仕切りが入り､インタビューの構成や､質問と回答の内容がコントロールされていた､との指摘もある。

今回のこの“謝罪文”が､どれだけの倖田の肉声なのか､疑問視する声が出てくる背景には､そうした事情もある。

倖田の所属するエイベックスは､これまでCMの打ち切りや契約のキャンセル､CDの発売がお蔵入りになるなどの損失が相次ぎ､何があっても4月からの全国ツアーは強行したい考えといわれている。

今回の“自筆謝罪文”も､そうした大きな「復帰戦略」の一環と見る向きがあるのも､まさにそのへんだ。（淺川）