ポニョ人気に困惑。「藤岡藤巻」がエロを封印!?

オヤジデュオ「藤岡藤巻」が5日夜､東京・赤坂ＢＬＩＴＺで約５カ月ぶりのコンサートを行った。大橋のぞみ（おおはしのぞみ=9）と歌った映画「崖の上のポニョ」の主題歌がオリコンチャートで4週連続3位を記録。一気にブレークし､観客もこれまでの倍以上となる600人を動員。だが､思わぬ“足かせ”があった。「スポーツニッポン」が報じている。

その足かせとは――。

「エロさは封印しました」。藤巻直哉（ふじまきなおや=56）は複雑そうな笑みを浮かべて､同紙の取材に対してそう答えたという。

元々､2人はサラリーマンの悲哀を時に下ネタを交えてリアルに描き､熱烈なファンを獲得してきた。ところがポニョの大ヒットで一転。子供たちの間でも有名になり､軌道修正を余儀なくされたという。

この日は､里田まい（さとだまい=24）とのデュエット曲「オヤジの心に灯（とも）った小さな火」(写真)を歌うのが精いっぱい。

同曲は課長がOLに一方的な恋を抱く内容だが､風俗嬢に恋をする「娘よ」などのライブ定番曲は曲目から外した。熱烈なファンはやや残念そうだったが､ゲスト出演した大橋との「崖の上の…」では親子連れの観客を中心に盛り上がりを見せた。

藤巻は「注目されてるのは今だけですから。来年になったら､また本当の姿に戻ります」。藤岡孝章（ふじおかたかあき=56）も「映画の公開が終わる頃まで待っていてください」と話したが､2人の「本当の姿」が見られるのは当分先になりそうだ。(松野)

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