伊東美咲がドラマから姿を消したこれだけの理由

4月からスタートする春の連続ドラマのラインアップが続々と決まる中､伊東美咲（29）の名前が出てこない。

伊東は05年のドラマ「電車男」でヒロインを演じて人気が急上昇。「危険なアネキ」で月9に進出すると､「サプリ」ではKAT-TUN亀梨和也と共演。視聴率女優の仲間入りを果たした。

この伊東､その女優が出演することでアップするであろう視聴率を数値化した「潜在視聴率ランキング」では14.3%と､仲間由紀恵､篠原涼子に次ぐ3位にランクインしている。

ところが､そんなトップ女優が06年夏の「サプリ」以来､3クールも連ドラから遠ざかっている。この春放送予定の特別ドラマ「めぞん一刻」以外､ドラマの仕事は入っていないのだ。

その秘密､彼女のコストパフォーマンスにあった。

潜在視聴率ランクの順位は高いのに､亀梨と共演した「サプリ」の平均視聴率14.2%とパッとしない。理由の一つに､彼女の演技のヘタさが上げられている。

ところが､潜在視聴率ランキングの順位で決まってくるギャラは､1時間あたり150万円以上の「2A」から､250万円以上の「5A」に上がってしまった。

「下手」「数字がイマイチ」「高い」……これでは局側も使いづらいだろう。

女性誌の表紙ではガンガン見かける伊東だが､女性の好感度だけは維持しているということなのだろう。さて､全方位に魅力を感じさせる視聴率女王への復帰はある？（淺川）