サッカー･槙野智章の｢W杯は本田が指示出してた｣発言に､岡崎慎司が不満露わ!

サッカーW杯ロシア大会に代表メンバーとして出場した槙野智章が､12月25日放送のNHK『グッと!スポーツ 2018 アスリートが選んだ名場面』にゲストで登場した｡

選手だけが知る舞台裏として､｢西野監督は何もしなかった｣と発言｡これは､監督という責任を放棄したのではなく､選手達がミーティングを主導するスタイルを取り入れたという意味｡前監督･ハリルホジッチは自分の意見を強く押し付けるタイプだった為､その逆をいく形で､選手の意見を積極的に実践させる形態をとった｡

その上で､主に指示を出していたのは｢本田選手です｣とコメント｡例えば､1次リーグ第2戦のセネガル戦で同点ゴールを決めた乾貴士について､本田圭佑はこの数分前にベンチから､｢ここでボールをもらえ｣と指示を飛ばしたという｡そして､柴崎岳からパスを受け､見事なシュートを放った｡本田圭佑が指示した通りにゴールを決めることが出来たので､槙野智章は思わず彼を｢監督!!｣と呼んでしまったとか｡

しかし､同じチームメイトだった岡崎慎司は､番組放送後自身のTwitterで､｢ワールドカップをこんな風に話にされるのは俺は嫌やなー｡実際に監督は西野さんだし､圭佑は選手｡槙野は好きだけど､話を盛る癖がある｡そしてメディアはその面白い所を取り上げる｡番組は観てないけど､もっとワールドカップでの重要な話は他にあると思うけどなー｣と､面白おかしくW杯の裏話が拡散される状況に苦言を呈した｡

岡崎慎司が指摘するように､紛れもなく監督は西野朗だった｡実際､1次リーグ第3戦のポーランド戦､敢えて攻撃せず時間稼ぎのパス回しを指示したのも西野監督である｡槙野智章としては､番組を盛り上げるため､話を盛ったのかもしれないが､それによって多くの人が迷惑を被っていることを自覚しなければならない｡

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