｢噂の!東京マガジン｣が打ち切り! ベテランタレント達をリストラ!?

TBS系お昼の情報番組『噂の!東京マガジン』が､2021年3月をもって放送終了することが決定した｡

平成元年の1989年からスタート､元号をまたぎ令和まで続いた長寿番組が､32年の歴史に幕を下ろすことになる｡司会の森本毅郎は放送開始当初から司会を担当｡レギュラー出演者もベテランタレントが勢揃い｡
街行く若者がお題の料理を即興で調理する｢やって!TRY｣など人気コーナーが生まれ､お茶の間を楽しませた｡

視聴率は同時間帯トップで､8%台をキープ｡決して人気低迷とは言えない立派な数字を出しているのに､どうして打ち切りという決断が下されたのか｡
関係者の話によると､"視聴者層の若返りとコスト削減"が大きな理由だという｡『スポーツニッポン』が詳しく伝えている｡

｢世帯視聴率が良くても"ファミリー層や若者､いわゆるファミリーコアが見てくれないとCMを打つ意味がない"と考える企業も多い｡後番組にはファミリー向け番組の準備に入ったと聞く｡出演者も年齢を重ね､ギャラを下げるわけにいかない｡収入減の影響で番組制作費削減は避けられず､コストのかかる番組はどうしても改編対象になってしまう｣(引用:スポーツニッポン)

新型コロナウイルスの影響で､テレビ局はスポンサー収入が激減｡高額ギャラのタレントをいわばリストラする動きが各局で加速している｡
長寿番組だけに出演者もベテランばかりとなると､いくら視聴率が堅調でも､テコ入れの対象となってしまうようだ｡

◆関連ニュース