｢ジャニーズカウントダウン｣今年は中止! とても開催できる状況じゃない!

旧ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)は、大晦日のカウントダウン公演、通称「ジャニーズカウントダウンライブ」を、2023年は開催したいことを公表した。

「例年、年末年始に開催をしておりましたカウントダウンコンサートの本年の開催を見送らせて頂くことになりました。楽しみにお待ちくださっていた多くのファンの皆様方には、ご期待に沿うことができず大変申し訳ございません。今は、新会社へ移行準備期間であり、今しばらくお時間頂ければと存じます。
引き続きご支援、ご声援の程、何卒宜しくお願い申し上げます」

カウントダウンダウンは、1996年末に「V6 COUNTDOWN LIVE」としてスタート。この時は阪神淡路大震災の災害復興チャリティーイベントという扱いだった。
1998年からは舞台を東京ドームに移して毎年の恒例行事に。1998年から2022年まで(※2014年を除く)フジテレビ系にて生中継され、ジャニーズファンにとって年越しといえばカウントダウンライブというのが当たり前となっていた。

しかし、ジャニー喜多川元社長の性加害問題に端を発し、ジャニーズ事務所は社名変更を余儀なくされ、被害者への補償に専念。任務遂行後は廃業する予定である。
所属タレントに関しては、新会社を設立して、エージェント契約方式を採用。会社に残り続けるか否かは個々の判断に任せる。嵐の二宮和也や生田斗真ら、契約更新せず独立する者も出始めている。

まだ新会社への移籍手続きや、騒動自体が収束したとも言えない状況で、カウントダウンライブを盛大に開催することは適切でないし、難しいという判断はいたって真っ当なものだと言える。
「本当に哀しくて悔しくて言葉失った」「仕方ないって納得するしかない」「寂しいのはファンだけじゃない」とファンは非常にショックを受けているようだ。

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