「紅白歌合戦」のけん玉チャレンジで失敗した人物、楽屋で全力土下座したと告白!
NHK『紅白歌合戦』の恒例企画となっている「けん玉チャレンジ」。2023年の大晦日では、128人連続成功でギネス新記録に挑戦した。一時は成功に見えたものの、検証した結果、成功は取り消し。チャレンジ失敗という扱いに変更された。

『AERA.dot』が、生放送で失敗してしまった男性にインタビューを敢行。この人物は、YouTubeチャンネルでけん玉の技を披露する動画をアップしており、そのためNHKからオファーが来たとのこと。
「僕はもともと補欠要員で、誰か欠員が出たときに代わりに出場できるということでの参加でした」と、実は当初から出演が決まっていたわけではなく、補欠要員だったそう。
12月30日、本番前日に急遽一人の参加者が体調不良となり、彼にお声がかかった。

「はおととし出場していて、その時は成功したんですよ。だから、落とすかもしれないみたいな不安は全然なかったです。当然、成功するつもりでした」と、不安はさほど無かったと話していたが、やはり本番になると一気に緊張感が高まった。そして自分の番が回ってくると、普段とは異なるシチュエーションのせいもあり、上手くいかなかった。

その後の出来事について、「僕が楽屋に戻ると、100人以上のメンバーが全員座って待っていました。みなさんに謝りたいという気持ちが真っ先に出て、『すいませんでした』とその場でいきなり土下座しました。(Youtubeチャンネルの)相方のDすけは自分は成功したのに一緒に土下座してくれた。みんな誰一人、僕を責める人はいなくて、逆に拍手してくれました。『落ち込まないで』『今後も辞めないで続けてほしい』と励まされました」と、楽屋で他の挑戦者達に謝罪したと告白。

一時は成功と判断され、審判員が映像を細かくチェックした後に失敗とアナウンスされたため、後味が悪い結果に終わったものの、彼を責め立てる人はいなかったようだ。
「けん玉チャレンジ」自体、『紅白歌合戦』の本筋とは異なる特別企画。視聴者から大して好評でもないので、別番組で実施した方がいいのかも。
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