よしもと芸人は全員会社と無契約! 労働も給料納金も拘束なし!

千原ジュニアとケンドーコバヤシがMCを務めるフリートーク番組､日本テレビ系『にけつッ!!』12月7日放送分で､吉本興業の知られざる実態が明らかとなった｡

所属芸人およそ800人､芸能界で圧倒的な権力を誇る吉本興業は､タレント達と正式な書面を交わした契約を一切結んでいないのだという｡
ケンドーコバヤシがクレジットカードを作る時に会社名や電話番号を記載しなければならないという話から､千原ジュニアが｢我々困るんですよね｣と言い､｢よしもと(所属)ですけど､別に契約書を交わしたわけでもないし､無契約なんですよ｡｣とカミングアウト｡

ケンドーコバヤシも同調して､｢契約を交わしていないのは数ある芸能事務所の中でもウチだけ｣と驚きの実態を打ち明けていく｡
つまり､実質上契約が結ばれていないため､仕事現場に行かなくても会社から文句を言われる筋合いもなく､給料が勝手に事務所に吸い取られているのも､本来ならおかしいわけである｡

無契約を裏付ける逸話として､外資系企業が昔､日本のテレビ番組を観て主要なタレントがどの芸能事務所に所属しているか調べたら､どの番組にも吉本興業が関わっていると判明｡
吉本興業を買収すれば､日本のテレビ界･マスコミ界を手中に収めることが出来ると考えた企業が､買収計画を遂行しようとした｡

しかし､調査を進めると､所属タレントが誰一人きちんと契約をしていないと分かり､｢アメリカではあり得ない｣と衝撃を受けながら､計画が頓挫したそうだ｡

契約を交わさなかろうがむしろ他の芸能事務所より給料面等において強い拘束力を持っているのは､国内3大芸能事務所の一角と称される所以か｡

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