夏目三久の日テレ復帰は､他に選択肢がなく急に決まった!? 有吉弘行らに裏事情語る!

フリーアナウンサーの夏目三久が古巣･日本テレビの報道番組『真相報道バンキシャ!』に2013年4月期から出演するのが報じられたのは1月30日のことだった｡現キャスターの鈴江奈々アナウンサーが妊娠により産休を取得するため､夏目三久が3代目メインキャスターの座に就任する｡

この報道を耳にして誰よりも気が気でなかったのが､約2年前からテレビ朝日系『マツコ&有吉の怒り新党』で共演する有吉弘行とマツコ･デラックス｡
2月6日に放送された同番組は､ちょうどAKB48メンバー･峯岸みなみが坊主頭で謝罪した騒動やら古巣復帰報道がなされた後に収録されたもの｡二人とも夏目三久が『真相報道バンキシャ!』に起用される一件を｢寝耳に水｣だと話し､｢新年会の時に聞いたんですよ｡『夏目ちゃん､春から新しいことあるの?』と｡『何も変わりません』その一週間後ぐらいですよ｡｣と明かした｡

夏目三久本人も本当に新年会の時点で知らされていなかったそう｡有吉弘行は報道を聞いてすぐ夏目三久に電話しようとしたが､電話番号を知らず真相を確認できなかった｡とはいえ､｢考え方によっては､この番組からあそこに一人送り込むことに成功した｣とジョーク交じりに語っており､有吉弘行も夏目三久の活躍の場が広がったことを嬉しく思っているに違いない｡

通常､タレントが新番組なり新ドラマに出演する際には､数ヶ月前､早い場合だと1年以上前からスケジュールを押さえられている｡マスコミへの発表は時期を見計らって行うが､報道が出る直前に本人にオファーが来るのは珍しい｡『日刊ゲンダイ』によると､当初他のアナウンサーへオファーを出していたという｡

｢実は､初めに声をかけたのは同じ元日テレの西尾由佳理でした｡ところが､西尾は4月からフジテレビ『知りたがり!』の後継番組のキャスターに内定していた。局アナは鈴江だけでなく､石田(旧姓･葉山)エレーヌも産休中だし､情報番組を任せられるのがいない｡そこで夏目に白羽の矢が立ったのです｡｣(日テレ関係者:日刊ゲンダイ)

夏目三久が日本テレビを退社したのは､週刊誌にコンドームを手に持った写真を掲載された一件が原因｡決して円満退社とは言えない｡局側は彼女を守るどころか､当時の幹部は異動勧告を出した｡しかしその幹部らは人事異動によりもう変わっており､夏目三久を受け入れる体制は整っているようだ｡

かつて退社に追い込んだ彼女を､『マツコ&有吉の怒り新党』で活躍する姿を見て2年越しで呼び戻すとは､近年深刻なアナウンサー人材不足だと言われる同局の実状を物語っている｡

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