池上彰が朝日新聞と断絶! 連載コラム打ち切り! 従軍慰安婦報道が原因か!?
人気ジャーナリスト・池上彰が、『朝日新聞』で連載していたコラム「新聞ななめ読み」の打ち切りを申し入れていたことが分かった。『週刊文春』が報じている。「新聞ななめ読み」は月一回、毎月最終金曜日に掲載される記事で、一つのニュースについて各紙を読み比べて自由に論評するもの。8月は従軍慰安婦問題を取り扱う予定だったが、8月29日付の同紙には池上彰の記事が見当たらなかった。
「8月末の予定稿では、慰安婦報道検証を取り上げており、『朝日は謝罪すべきだ』という記述があった。朝日幹部が『これでは掲載できない』と通告したところ、池上氏から『では連載を打ち切ってください』と申し出があり、その予定稿はボツになったのです」(朝日関係者:週刊文春)
池上彰本人も連載打ち切りを認めている。「私の原稿に関して、朝日新聞社から掲載できないと言われたので、『今後の連載は打ち切らせていただきます』と私から申し入れました。これまで何を書いてもいいと言われていた信頼関係が崩れたと感じました」と事情を説明。
問題の背景としては、8月5・6日の『朝日新聞』で従軍慰安婦の報道に誤りがあったとして記事の一部を取り消した。32年前、作家・吉田清治の「済州島で200人の若い朝鮮人女性を狩り出した」という所謂"慰安婦狩り"発言を紙面に掲載したが事実ではなく捏造だと確定。吉田清治の証言について過去の記事内容を取り消した一方、
「こうした一部の不正確な報道が、慰安婦問題の理解を混乱させている、との指摘もあります。しかし、そのことを理由とした"慰安婦問題は捏造"という主張や"元慰安婦に謝る理由はない"といった議論には決して同意できません」と、報道姿勢を崩さない強い意向を示した。
誤報に関する明白な謝罪が無く、日韓及び国際情勢に大きな影響を与えた責任を認識していないとも受け取れる記事内容をうけ、池上彰は「朝日は謝罪すべきだ」とコラムに綴ろうとした。しかし『朝日新聞』が掲載を拒否したため、打ち切りに至ったわけである。
ネットユーザーの間では、"朝日不買運動"が拡散され、購読解約が加速しているという。
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