井ノ原快彦､セクハラされる有働由美子アナを守って好感度急上昇!

"セクハラ"と聞くと､年配の男性が若い女性に対し性的発言やカラダを触る､下心を露わにする等のイメージが強い｡勿論そういったケースが無くなったわけではないが､近年は40代以上の女性がセクハラを受ける機会が多くなっているという｡

10月15日放送のNHK総合『あさイチ』では､アンケート調査により40代～60代女性の3人に1人がセクハラを受けたことがあると回答し､職場以外にも広がっていると紹介した｡
視聴者からの投稿でも､｢地域の人達の健康相談に乗る仕事で男性が胸をジロジロと見てくることがある｣｢独身生活の時はされなかった下ネタを結婚してからよくされる｣｢女性の上司に相談しても『いい年なんだから適当にあしらって』と言われた｣と多くの女性が深刻な被害を受けていると判明｡誰かに相談しようと思っても｢共感してもらえない｣｢大げさにしたくない｣と一人で悩みこんでしまう傾向にある｡

『あさイチ』司会の有働由美子アナウンサーは現在45歳で､調査対象の女性達と同世代｡番組内で以前､中谷文彦アナウンサーが｢有働さんの(巻いたスカーフは)は熟女仕様ね。くすんだ顔も明るく見える｣と発言し､視聴者から批判が相次いだ話題を取り上げた｡有働由美子は｢中谷君は同期で､楽しませようとか冗談で言ってるのが分かる｣とセクハラ意識は無いとコメント｡

しかし､毎日有働由美子の隣で番組を進行する井ノ原快彦は黙っていなかった｡｢有働さんは切り返しが上手で笑顔くれるから皆救われている｡僕､この番組でも色々思うことありますよ｡『縁結びの神様がいたら必ず有働さんに持っていく』とか｣と指摘｡
｢それで一笑いとれると思ったら大間違いだぞって思うわけ｡別にこの人が強いから言っていいとかじゃなくて､相手がどう思うかってことを常に考えないと､本当にそのつもりもなくても加害者になっちゃう｣と､いくら気の知れた共演者でも最大限の配慮をすべきであり､男性陣の言動に改善すべき点があることを主張した｡

井ノ原快彦の言葉に､有働由美子は涙が堪え切れず､目が潤っていた様子｡やはり普段我慢していた部分もあるのだろう｡女性視聴者からも､彼の正論を絶賛する意見が多数見られた｡
相手女性の年齢など関係なく､少しでも傷つく恐れがある発言は避けるべきだ｡井ノ原快彦の価値観を世の男性が見習い､セクハラ問題が減少することを祈りたい｡

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