北島三郎が紅白歌合戦に苦言! 「知らない曲ばっか」「紅白戦形式やめろ」
2013年をもってNHK『紅白歌合戦』を卒業した演歌歌手北島三郎が、『週刊文春』のインタビューで昨今の同番組に対し苦言を呈した。

1963年の初出場から50年連続選出、半世紀にわたり歌謡界を牽引してきた大御所は不満を抑えきれなかった。ちょうど彼が初めて紅白の舞台に立った1963年には視聴率81.4%を記録した国民的番組も、2000年代に入ると人気が低迷。2004年には39.3%の最低視聴率を記録してしまった。長年番組に携わってきた北島三郎は、紅白歌合戦の変化をこう分析する。

「昔は『聴く紅白』だったけど、最近は『観る紅白』になっている。だったら、いっそのこと『観る紅白』をもっと突き詰めて、全世界に向けて『どうだ、日本のアーティストはかっこいいだろう。いい歌がたくさんあるだろう』って見せつけたらいいんだよ。同年代の方から『最近の紅白は知らない曲ばっかりで、大人は楽しめない』って言われることも多いんだよね。ある程度は仕方がないと思うけど、できれば大人がもっと楽しめる構成にしてもらいたいよね」(引用:週刊文春)

ジャニーズやらAKB48やら、若年層には浸透するグループでも、年配層にはさほど知られていない。そんなグループが増える一方では当然今まで紅白歌合戦を観てきた人達も離れてしまう。加えて、若者のテレビ離れも深刻化しており、大晦日に音楽番組を観る習慣はもはや無い。テレビ朝日系『MUSIC STATION』や日本テレビ系『ベストアーティスト』も紅白歌合戦と共通のアーティストが多数登場する。

「俺はもう"歌合戦"という形式をやめた方がいいと思っているんだ。男と女の混合グループもたくさんあるし、今年は男性歌手が少なかったけど、あれは不思議だったね。"歌合戦"なら対戦相手は同じ数じゃなきゃおかしいよね」

紅組が勝とうが白組が勝とうが視聴者はあまり関心が無いだろう。北島三郎の言う通り、男女混合グループが紅組に入ることもあれば白組に入ることもあり基準も曖昧。
昔の紅白歌合戦のように、歌唱力の高いアーティストがじっくりと歌い上げるスタイルを貫いた方が良いのかもしれない。
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