二宮和也は一緒に死ねる人を求めている!? 人生の根幹にある価値観とは?

二宮和也は"一緒に死ねる"人を求めている!? 人生の根幹にある価値観とは?

嵐メンバーの一人である二宮和也は､歌手活動のみならず､『山田太郎ものがたり』や『フリーター､家を買う｡』など､数多くのドラマでも主演を務めてきた｡単発含め､主演は約20作に及ぶ｡
しかし､彼はまだ若手だった頃から､他の人とは異なる価値観を持ちながら役者業を行ってきたという｡

日本テレビ系『ニノさん』で､彼は諸々のドラマ大賞の新人賞を今まではジャニーズの若手が毎回獲得してきたのに､自分が役者デビューした時だけ全く獲れず初めてジャニー社長に怒られたと告白｡
ジャニー社長は､｢お芝居をして新人なんだから良し悪しはあるかもしれないけど､固定客がいるでしょ｡ユーはずっと他の活動も見てきたファンがいるでしょ｡なのに何で1位獲れないの?｣と彼に問いた｡

｢なんでジャニーズなのに人気がないのかという色メガネで見られていた｣と当時を振り返り､二宮和也は｢芸能界の仕事をしていてベースにあるのは､一緒に死ねる人を探しなさいという教え｣だと語り始めた｡
これは､いかりや長介から授かった教えで､｢あなたを使って生き永らえようとする人がいっぱい出てくるから､"お前とだったらどんな結果でもいい､一緒に死んでもいいよ"って思える人を見つけなさい｣という意味なのだとか｡

二宮和也が人気になれば､当然彼を利用して地位や金銭を得ようとする者が寄ってくる｡その中で惑わされないよう､"一緒に死ねる"人を探して､そういう人と一緒に仕事をしていくべきだというものだ｡
それ故に､彼は｢新しい作品に関わる度に"この人は一緒に死んでくれるのかな"と考えながら仕事をしている｡死んでくれるんだったら全部出して､それ以降ドラマや映画に出なくていい｣と告白した｡

最後に､二宮和也が今まで唯一その価値観を満たしてくれたのは､演出家の蜷川幸雄であると明かしていた｡

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