ビブリア古書堂の事件手帖第6話あらすじ完全版

ビブリア古書堂の事件手帖

[第6話]

02/18放送

何者かに襲われた栞子（剛力彩芽）は病院に運ばれたが、幸いにも足首の骨折だけで済んだ。
だが、大輔（AKIRA）は栞子を見つけ、救急車を呼んだのが藤波（鈴木浩介）だと聞いて彼を疑う。

栞子は大輔に話があると言って、病院に持ち込んだ金庫から１冊の本を取り出した。
それは太宰治の「晩年」の署名入りの初版本で、犯人はこれを狙っているだという。
祖父の代から引き継いだもので、300万円以上の値が付くという稀少なものだった。
その存在を知った何者かから譲ってほしいというメールが頻繁に届いていたらしい。

栞子が入院している間、大輔はひとりで店に出ることに。
そんなある日、店頭のワゴンの本に火を着けられそうになるという事件が起こった。
危機を感じた大輔は栞子に「晩年」を売ったほうがいいと言うが、彼女は聞かない。

やがて、大輔の手伝いのため、笠井（田中圭）がにやってきた。
大輔は笠井にバイト代を払い、領収書をもらった。
その名前を見た志田（高橋克実）は梶山季之の「せどり男爵数奇譚」だと言う。
だが、笠井は本の知識はなく、そのことは読んだこともないと言うのだった。

やがて、栞子は大輔に犯人をおびき出すため「晩年」を展示販売してほしいと頼んだ。
店にやってきた志田は展示してある「晩年」を見ると、それが復刻版だと見抜く。
大輔は本物は栞子の病室の金庫にしまってあると告げた。

その後、志田は「せどり男爵数奇譚」を笠井に差し出し、買わないかと言う。
笠井は遠慮しておくと言うと、その本を短編のコーナーに戻した。

すると、外から焦げ臭いにおいがして、大輔が見にいくと、ワゴンの本が燃えていた。
消火した大輔はヤジ馬の中に、藤波らしき怪しい男がいるのを見つけて、追いかける。
捕まえると、それは西野（浅香航大）だった。
奈緒（水野絵梨奈）を振ったことが学校でバレてしまい、栞子のことを恨んでいたのだ。
笠井はどんな事情があろうとも、火を着けたり、人を突き落としたりしてはいけないと言う。

大輔は笠井に、なぜ読んでもいない「せどり男爵数奇譚」が短編と知っていたのかと尋ねる。
さらに、大輔は栞子が「突き落とされた」ことは自分たちと犯人しか知らないはずだと追及。

笠井は実は古書の知識があり「晩年」を狙っていたのも彼だった。
彼は大輔を突き飛ばすと、病院へと駆け出す。
大輔は栞子に、犯人は笠井で病院に向かってるから逃げろとメール。
栞子は「屋上に隠れている」と返信するが、笠井に居場所が知れてしまう。

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