ビブリア古書堂の事件手帖
[第8話]
03/04放送

栞子(剛力彩芽)と親の代から付き合いがある古書店店主の滝野(柏原収史)が来店。
本に関して栞子の相談役だと聞いて、大輔(AKIRA)はうらやましく思う。

そんなある日、栞子は常連客の吉見(大倉孝二)からいい本が少ないと言われる。
そこで彼女は大輔を連れて、古書店同士による古書交換会に出かけていった。
栞子は絶版のSF文庫の束に入札するが、井上(佐野史郎)に競り負けてしまう。

その夜、栞子はロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」を自宅から持ってきた。
タイムマシンで未来からやってきた女性と、彼女に恋してしまう男性の物語。
栞子はそれに8000円の値を付け、大輔に店に出すよう指示する。

すると、井上が店に飛び込んできて、自分の「たんぽぽ娘」を返せと訴えた。
落札したSF文庫の束から、その1冊だけがなくなったのだという。
栞子は初めからその束に「たんぽぽ娘」はなかったと言うが、井上は信じない。
井上は疑いを晴らしたいなら、3日間以内に真犯人を捜せと言う。

その後、大輔や志田(高橋克実)、滝野が手分けをして、交換会の関係者達に話を聞く。
分かったのは交換会で出品者不明の売れ残りが出たということだけだった。
それを聞いた栞子が大輔や志田に確認させると、売れ残りの出品者はビブリア古書堂。
栞子は犯人が分かったと言う。

翌日、栞子は井上に、犯人は古書関係者ではなく外部の人間だと告げる。
犯人は交換会前日の出品日に潜り込み「たんぽぽ娘」を盗んだと推理。
井上は関係者しか入れず、顔見知りばかりだから部外者は入れないと反論。
栞子は犯人は受付に置かれたビブリア古書堂のネームプレートを着け、関係者が顔を知らない大輔の振りをしたのだろうと言う。
そして、適当な本を出品し「たんぽぽ娘」を盗んだのだろうというのだ。

犯人は大輔という新人の存在を知る人物。それは吉見だと栞子は言う。
先日、来店した時に吉見は「たんぽぽ娘」が収録された本を買っていたのだ。
栞子に呼び出された吉見は犯行を認めて謝罪し、井上に本を返却。
離婚したばかりの吉見は別れた妻に愛読書の「たんぽぽ娘」を売られてしまった。
すぐに買い戻そうとしたが、交換会に出されたと知り、盗んだのだと言う。

吉見はかつて妻に贈る本を探していた時、智恵子(安田成美)に勧められて「たんぽぽ娘」を買ったのだった。
智恵子も結婚する時に夫に贈った本だと言っていたらしい。
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キャスト
篠川栞子 / 剛力彩芽(ごうりきあやめ)
鎌倉でひっそりと古本店「ビブリア古書堂」を営む店主。内向的で極度の人見知りだが、古書についてはとたんに雄弁になる。
大輔 / AKIRA(あきら)
古書堂で働くことになる楽天家のフリーター。
文也 / ルイス・ジェシー(るいすじぇしー)
栞子の弟の高校3年生。
志田肇 / 高橋克実(たかはしかつみ)
せどり屋。
佐々木亜弥 / トリンドル玲奈(とりんどるれいな)
小菅奈緒 / 水野絵梨奈(みずのえりな)
笹井菊哉 / 田中圭(たなかけい)
横田奈津美 / 北川弘美(きたがわひろみ)
藤波明生 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
/ 内田篤人(うちだあつと)
ハローワークの相談員。

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