イケメン♂パラダイス第1話あらすじ完全版

イケメン♂パラダイス

[第1話]

07/03放送

芦屋瑞稀（堀北真希）は、アメリカの高校から桜咲学園に編入してきた高校2年生。登校初日、瑞稀は寮から学園までの間を女子中高生が出待ちしている姿を目にする。男子生徒たちも黄色い悲鳴に手を振り返す。その時、驚く瑞稀に写真を撮っている原秋葉（紺野まひる）が声をかけてくる。原によると、桜咲学園では毎朝このような光景が広がっているという。

そんな状況を横目に自分の教室となる2年C組の教室へやってきた瑞稀。そこで待っていたのは、中津秀一（生田斗真）ら男子生徒たちからの歓迎儀式であった。からかわれながらも瑞稀が席に着こうとすると、生徒たちから冷ややかな視線が…。教室へ佐野泉（小栗旬）がやってきたのだ。瑞稀は驚く。実は、瑞稀はアメリカにいた中学時代に、高跳びの選手である佐野のジャンプを見て感動し大ファンになっていたのであった。しかし、現在の佐野はある事件をきっかけに高跳びを引退していた…。
実は瑞稀、佐野にジャンプを再開するよう説得する為に、性別を偽り編入してきたのであった。

そんな2人が通う桜咲学園は全寮制であり、天王寺恵（石垣佑磨）が率いる格闘系の第一寮、難波南（水嶋ヒロ）が率いるスポーツ系の第二寮、オスカー・M・姫島（姜暢雄）が率いる演劇系の第三寮で成り立っている。この時期、各寮はマラソン大会に向け競い合っていた。
なぜなら、優勝者の寮には、全員に土日外泊が１年間許されるという特典が与えられるからだ。足が速いとすでに評判の瑞稀の獲得に各寮は必死。しかし、難波に案内してもらい佐野が第二寮であることが判明し即座に入寮を決意。さらには二人は相部屋になったのである。その後、第二寮では代表選手選抜の会議が開かれ、中津、難波、陸上部の関目京悟（岡田将生）が早々と決定する。自薦するも相手にされない中央千里（木村了）を尻目に、瑞稀に声がかかるが、ためらっていると中津が佐野を推薦。ケガは治っているから平気なはずだと喧嘩をふっかける。そこで瑞稀は、佐野を助けるために立候補。部屋に戻った瑞稀のあとから佐野が戻ってくる。迷惑そうに話す佐野だが瑞稀が持ち上げたダンボールの底が抜け、中から佐野について書かれた記事が出てくる。それを見た佐野は不審がるが、瑞稀は高跳びを辞めた理由を尋ねる。しかし佐野は、冷たく瑞稀を突き放すのであった。

そして、マラソン大会当日。校庭に勢ぞろいする生徒たちの中、瑞稀もウォーミングアップを始める。その時、誰かが瑞稀の足を踏みつける。短距離用の鋭いポイントがついたスパイクで踏まれた瑞稀は、激痛に耐える。そこへ校長・椿（松田聖子）のピストルの合図が…。選手は一斉にスタートを切った。

実は大会前夜、瑞稀は優勝したら高跳びに復帰するよう佐野と約束していた。痛みをこらえて先頭をキープする瑞稀。しかし、激痛でペースダウン。並走する中津も瑞稀の異変に気付くが何もできない。その頃、佐野は第一寮の生徒が、寮の優勝の為に瑞稀に怪我をさせたことを耳にする。
　大会も終盤、選手を別人と入れ替えるという反則をした第三寮が失格となり、瑞稀、中津、天王寺の戦いとなる。大勢の生徒たちが待つグラウンドに戻ってきた3人はデッドヒートを繰り広げるが、あまりの痛みに瑞稀はその場に倒れこんでしまう。それを見た中津は足を止め、瑞稀を助けに向かうが、一足早く佐野がやってきて、瑞稀を背負って保健室へ連れていくのであった。

瑞稀が目を覚ますと、目の前には校医・梅田北斗（上川隆也）が…。どうやら、瑞稀のケガの手当てをして、付き添っていてくれたらしい。ところが梅田は、ベッドの上に起き上がった瑞稀に「男子校に女の子がいるのかな？」と顔をジッと見つめながら言い放つのであった…。

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