イノセント・ラヴ
[第6話]
11/24放送

聖花(内田有紀)人工呼吸器からアラーム音が鳴りだした。それは心肺機能が著しく低下し、生命の危機を示していた。人工呼吸器からアラーム音が鳴り始めたのだ。佳音(堀北真希)たちは救急車を呼ぶ。

医師から「今日明日が峠」と生命の危険を説明された殉也(北川悠仁)は愕然とする。食事も摂らず、憔悴しきっていた。そんな殉也を佳音は心配する。それからしばらくして、殉也はふらっと病院から出て行ってしまった。

殉也は義道神父(内藤剛志)の教会を訪ねていた。そこで美月(香椎由宇)と義道神父に「聖花が危険な状態にあること」を告げ、「神が信じられない」と力なくいう。義道神父は殉也に「が自ら命を絶つことはだけは、髪は許さない」と告げる。殉也はふらふらと教会を出て行った…。

そのころ、佳音は聖花の病室で殉也のことを心配していた。佳音は病院に来てくれた昴(成宮寛貴)に聖花をみていてくれることを頼み、一旦、アパートへ戻る。

聖花と2人きりになった昴は、殉也と聖花の結婚前のことを思い出していた。「殉也の気持ちが重いのよ」と結婚が嫌だと、昴に訴える聖花…。「最悪な女だったな…」昴は目を閉じてベッドに横たわる聖花に別れを告げた。

ほどなく佳音が殉也からもらったオルゴールを持って戻ってきた。そして、オルゴールを聖花の耳元で聞かせる。「殉也はあなたの側にいる」と語りかけながら、何度も何度もオルゴールを聞かせ続けた。

聖花の病室に殉也が戻ってきたのは深夜だった。佳音は殉也が病室に戻ってきたとき、佳音は聖花にオルゴールを聞かせていた。
それが功を奏したのか、聖花は生命の危機を免れていた。殉也は涙を流しながら喜び、聖花を抱きしめる。

それから何日か過ぎて、聖花は病院を退院した。そして、前のように殉也の家に戻る。殉也や聖花のお世話をするため、佳音は小さな部屋で寝泊まりして働いた。

それから、さらにしばらく経ったある日、佳音は、兄・耀司(福士誠治)の面会に行った。耀司は、「自分はこの世にいないものだと思ってほしい」「忘れてほしい」と告げる。耀司の願いは佳音の幸福だけだった。さらに耀司は池田(豊原功補)に気をつけるよう、あらためて注意をした。

佳音が帰ろうとしたとき、耀司に会いにきた池田と顔を合わせる。池田は「あのあと、何か思い出さなかったか」佳音に尋ねるが、佳音はその問いに答えず、兄が襲ったこと詫びて、許してくれるようお願いした。すると池田は耀司のことを許しているから、示談にも応じるという。さらに耀司は、今、わかっている真実以上の秘密を隠しているのではないか、というのだ。黙って立ち去ろうとする佳音。すると池田は「隠しても無駄だ。真実は必ずついてくる。人は真実に復讐されるんだ」と言い放った。

一方、殉也はなかなか帰らない佳音を探し、夜の街を探していた。すると、佳音が帰ってくる。ホッとした殉也が佳音と一緒に帰ろうとしたとき、突然、佳音は事件のことを思い出して、その場で倒れてしまう。

佳音が目を覚ますと、そこは殉也の家だった。「もう、目を覚まさないのではないか」と、殉也が心配そうに話す。さらに「佳音ちゃんがいないとダメなんだ」といった。

そんなとき、聖花の部屋からアラームが鳴る。殉也が部屋に入ると、なんと聖花が上半身を起こしてベッドの上に座るようにしていた。殉也は聖花のそばに駆け寄り、聖花を強く抱きしめた…。

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キャスト
秋山佳音 / 堀北真希(ほりきたまき)
幼い頃に両親をある事件で殺害され、たった・・・
長崎殉也 / 北川悠仁(きたがわゆうじん)
元作曲家のピアニスト。現在はピアニストと・・・
桜井美月 / 香椎由宇(かしいゆう)
幼稚園で働いている先生。殉也(北川悠仁)・・・
瀬川昴 / 成宮寛貴(なりみやひろき)
ジュエリーデザイナーとして働く男性。殉也・・・
聖花 / 内田有紀(うちだゆき)
大学時代に殉也と知り合い恋人となった。自・・・
秋山耀司 / 福士誠治(ふくしせいじ)
両親の殺害容疑で現在少年刑務所に服役して・・・
池田次郎 / 豊原功補(とよはらこうすけ)

義道神父 / 内藤剛志(ないとうたかし)


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