イノセント・ラヴ
[第7話]
寝返りを知らせるアラームを聞き殉也(北川悠仁)が聖花(内田有紀)の部屋へ。後を追うように佳音(堀北真希)が部屋へと向かうと、ずっと植物状態だった聖花がベッドの上で体を起こしていた。かすかな声で殉也の名を呼ぶ聖花。殉也は聖花を強く抱きしめる。12/01放送
聖花の主治医・東野(中原丈雄)は、脳機能に障害が残っている可能性があると殉也に告げるが、殉也はリハビリを頑張ると明るく答えた。佳音もできる限り手伝うことを殉也に伝える。
殉也は、聖花が植物状態から脱したことを昴(成宮寛貴)に電話する。
それから、聖花を車イスに乗せ、義道神父(内藤剛志)の教会へと向かった。そして、義道と美月(香椎由宇)に“奇跡が起きたこと”を報告する。
それ以降、殉也は聖花の世話に没頭していた。その様子を見た佳音が安心して、久々、アパートに戻ると佳音がアパートに着くと、なんと、家財道具などが部屋の外に出されているではないか。大家(兎本有紀)に詰め寄ると、「帰ってこないと思って次の契約をしてしまった」という。「困ります」といってもらちがあかない。
公園のベンチに座ってボーっとしていると、車イスに聖花を乗せた殉也が現れる。帰りの遅い佳音を捜していたと、殉也。そんな佳音は「もう殉也の家を出たほうがいいと思う」と告げるが、殉也は佳音を説得して家へ連れて帰った。
その夜、殉也は聖花にアルバムを見せる。聖花は昴の顔に反応し指でなぞり始める。そんな聖花の行動を殉也は「昴のことを覚えている」と素直に喜ぶ…。
翌日、昨晩に見たアルバムを佳音がしまおうとすると、1枚の破れた写真が落ちる。それは、殉也と聖花、昴が3人で写っている写真だった。その写真の昴だけが手で切り取られて無くなっていた。昴の写っている写真の部分は…聖花が持っていた。
その日、佳音がパブレストランのアルバイトに向かう。店の前で昴と会った佳音は一緒に店内に入った。すると店内には、殉也と聖花が…。入店してくる昴を見た聖花は、突然、車イスから立ち上がると昴を抱きしめた。
その夜、殉也はいつものように聖花を着替えさせようとするが、聖花はそれを阻む。聖花の行動に声を荒げる殉也。その声を聞いて2階に上がってきた佳音が聖花を着替えさせる。そのとき、聖花の着ている服のポケットに“昴の写真”が入っていることに気づいた佳音は、慌ててエプロンのポケットにしまいこむ。
深夜。聖花はベッドから起きて、着ていた服のポケットを探っていた。昴の写真を出そうとしていたのだ。ところが写真がないことに気づいた聖花は寝室のドアを開けてキッチンへ。ゴミ箱のなかなどを探し始める。
殉也は隣に聖花がいないことに気づき、音のする台所へと向かう。するとゴミの散乱するなか、座り込んでいる聖花。殉也は彼女の手に何か握られているものを取り上げると、それは佳音が隠した昴の写真だった。駆けつけた佳音は、「自分が破った」と嘘をつく…。
ところが翌日、殉也の家から聖花が姿を消す。聖花は昴の家にいた。連絡を受けた佳音と殉也が迎えに行くが、聖花は帰るのを嫌がる。そんな様子を見た殉也は、「聖花は昴のことが好きだったのではないか」と言い出した。
その日、佳音、殉也、聖花の3人は昴の家に泊まった。殉也は聖花との出会いからを佳音に話す。聖花は昴の友人だったが、殉也が聖花にひと目惚れしてしまったのだった。話し終え、寝るために毛布を探しに行った殉也はクローゼットのなかに封筒を見つける。それは聖花が昴に宛てたものだった…。
翌日、嫌がる聖花をタクシーに乗せて帰宅しようとする佳音と殉也。ふと思いついたように、殉也は「明日、聖花の快気祝いをするから来てほしい」と昴に告げる。
翌日、昴が“聖花の快気祝いパーティー会場”のクルーズ船に乗り込むが、船内にはひと気がない。昴が船上にのぼると、赤い風船を持った聖花が立っていた。聖花はゆっくり昴に近づくと抱きしめた…。
ちょうどその頃、殉也は佳音に“聖花の手紙”のことを話していた。それは聖花の遺書だったそうだ。聖花は結婚式の前日、昴に「最後の思い出に1度だけ抱いてほしい」と頼んだらしい。その頼みを昴は受け入れ、サヨナラを告げたらしい。殉也は聖花が可哀想だといい嗚咽を漏らす。そんな殉也を佳音は抱きしめた。
一方、池田(豊原功補)は佳音が受診していた心療内科医・山本(山本圭)のところにいた。池田は、佳音の母親・順子も山本の患者だったこと、佳音が父親に性的虐待を受けていたことなどの事実をつかんでいた。その確認をしに山本を訪ねていたのだ…。
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第1話
キャスト
秋山佳音 / 堀北真希(ほりきたまき)幼い頃に両親をある事件で殺害され、たった一人の肉親だった兄がその殺人事件の容疑者として逮捕されてしまったという過酷な運命を背負ってきたこのドラマの主人公。
気持ちのどこかに常に“孤独感”を抱えて生きているが、周りの人間にはそのことに気付かれないよう明るく振舞っている。
そんなある日、彼女の前に一人の男が現れた。
この出会いが彼女の運命を大きく変えることになるとは…。
長崎殉也 / 北川悠仁(きたがわゆうじん)
元作曲家のピアニスト。現在はピアニストとしての活動より、地元の教会の日曜学校で子供たちに音楽を教えるのがメインとなっている。
そして生活をしていく為にピアノバーでアルバイトをしている。
お客からの評価は高い。
桜井美月 / 香椎由宇(かしいゆう)
幼稚園で働いている先生。殉也(北川悠仁)とは昔からの知り合いでひそかに想いを寄せている。
しかし、昔からの知り合いということが災いして、殉也にとって彼女は妹のような存在になっていた。
殉也が佳音(堀北真希)に興味を持ち始めたことが気に入らなく、佳音に対し嫉妬心を抱くようになってしまった。
瀬川昴 / 成宮寛貴(なりみやひろき)
ジュエリーデザイナーとして働く男性。殉也とは大学時代からの親友。
しかし、彼は親友の殉也にも言えない秘密を抱えていた。
その秘密は誰も知らない謎だらけだが、それが原因で好きな人に想いを伝えられずに苦しんでいるのであった。
聖花 / 内田有紀(うちだゆき)
大学時代に殉也と知り合い恋人となった。自分のわがままな性格も文句を言わずに付き合ってくれる殉也を信頼し、二人は婚約した。
しかし、佳音が殉也の前に現れてから徐々にその歯車が噛み合わなくなっていく。
秋山耀司 / 福士誠治(ふくしせいじ)
両親の殺害容疑で現在少年刑務所に服役している。
自分のことよりも、両親がいなくなり兄までもがいなくなり、1人きりになってしまった妹のことを心配している。
果たして本当に耀司が両親を殺害したのだろうか…。
池田次郎 / 豊原功補(とよはらこうすけ)
義道神父 / 内藤剛志(ないとうたかし)
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