パパとムスメの７日間第6話あらすじ完全版

パパとムスメの７日間

[第6話]

08/12放送

恭一郎（舘ひろし）と小梅（新垣結衣）の心が入れ替わって７日以上が経ったある日、会社を休んだ和香子（佐田真由美）が川原家へやってきた。
試験休みで自宅にいた小梅（の姿をした恭一郎）は、「奥様にお話があってきました」と理恵子（麻生祐未）に言って家に上がりこんだ和香子を警戒する。「私、ピアスをとりにきたんです」という和香子に、「それなら、会社にお届けしたと思いますよ」と理恵子はひるまない。その時、上京してきていたひそか（佐々木すみ江）が「お客様？」と出てくる。慌てて和香子を紹介する小梅（の姿をした恭一郎）。

一方、会社では一方、会社では恭一郎（の姿をした小梅）が、またひとり苦悩していた。
一からやり直すことになったプロジェクトには、大幅に予算が足りないことが判明し、来週の御前会議までに自ら予算確保のために社内の根回しをしなければならなくなってしまったのだ。しかし、それ以外はデザインもうまく行き、携帯サイトの方も順調に進んでいた。そんな時、小梅（の姿をした恭一郎）から、和香子が来ているが何か心当たりがあるかとメールが来る。「ママと２人きりにしたらヤバイよ」とメールを送り返す恭一郎（中身は小梅）。

リビングで対峙する理恵子と和香子の間に割って入り、弾まない２人の会話を取り持つことにする小梅（の姿をした恭一郎）。そこへ、ひそかが、切った“伝説の桃”を持ってキッチンから登場する。会話のネタにほとほと尽きていた小梅は、「桃の伝説を思い出した？」と、なにげなくひそかに話題を振る。すると、ひそかの口から以外な事実が！！　なんと、「昔、ある桃の木になった桃を食べて、“人と人が入れ替わったことがある”」というのだ。小梅（の姿をした恭一郎）は、自分たちが入れ替わってしまった原因が“伝説の桃”だったと知って、内心大喜びする。

社長（江守徹）との「納期と予算を守る」という約束のもと、新しい企画で動き始めたレインボー・ドリームプロジェクト。ここで、予算の確保ができなければ、今までの苦労がすべて水の泡になってしまう…。覚悟を決めた恭一郎は、「自分がお小遣いをアップしてもらうときの交渉」を思い出しながら、まず、桜木部長（高田延彦）を相手に、予算を増やしてもらえるよう申し出る。と、桜木はそれを認めた。ただ、「ハンコは押すけど、キミの責任だから」という言葉がついていたが。

一方、川原家のリビングにいた和香子は、桃を一つつまみ、「奥様は幸せですよね。素敵なダンナさまにかわいい娘さんに広いおうち。私、奥様と入れ替わりたいな」とつぶやく。理恵子も「若くて綺麗な西野さんと入れ替わりたい」と桃をつまむ。入れ替わられては困ると思った小梅（の姿をした恭一郎）は、２人から桃を奪い、すべて食べてしまう。

恭一郎はさらに手ごわい森山常務（大和田伸也）を相手に交渉をするが、森山常務はなかなかウンと言わない。恭一郎（の姿をした小梅）は自分のお小遣いアップの交渉方法を思い出し、さらに、あの手この手で森山常務に迫る。そして、やっと印鑑をもらうことに成功した。

小梅（の姿をした恭一郎）は、なんとか和香子を帰そうとするが、和香子は「ご主人に大切な人がいたらどうしますか？」と理恵子に問う。そんな和香子に、ストロベリーフィールドの思い出を話す理恵子。それを聞いた和香子は、黙って川原家を去る。
が、和香子は外に出てきた小梅を待っていた。そして、小梅（中身は恭一郎）に「小梅ちゃんのパパ……あの人は私のことが好きなの。私もあの人のことが好き」と告白する。小梅（の姿をした恭一郎）は、「パパ、事故にあってからちょっとおかしくて……」と言うが、和香子は８カ月前に、レインボー・ドリームのプロジェクトチームにやってきたときがきっかけだと語る。その時に、恭一郎が言ってくれた言葉に救われたのだという。小梅（の姿をした恭一郎）はいろいろと否定するが、和香子は、もし自分が理恵子より先に出会っていたらと思っているに違いないと思い込んでいた。
和香子と別れた小梅（中身は恭一郎）が、桃の伝説について、恭一郎（中身は小梅）に電話をしていると、律子（森田彩華）がやってきて、なぜ伊豆の旅行をしないのかと聞く。小梅は、健太先輩（加藤成亮）が私を大事にしたいって言ったと説明するが、律子は「じゃあ、私は大事にされてないというわけ？」と怒ってしまう。

その時、やってきた健太先輩に「最後の試合、観にきてほしい」と言われ、「頑張ってください！」と答える小梅（中身は恭一郎）。すると、健太先輩にキスされそうになり、慌てて突き飛ばしてしまう小梅（中身は恭一郎）だった。

御前会議に向け、新たに盛り上がるチームのメンバーに「みんなのおかげ。ありがとう」とお礼を言う恭一郎（中身は小梅）。もう、ここにも来ないのだと思うと、寂しさもあり……。

一方、学校を通りかかった恭一郎（中身は小梅）だったが、律子も健太先輩の態度も不自然なのが気になった。しかし、そのまま家に帰る。桃を楽しみにしていた恭一郎（中身は小梅）だったが、小梅（中身は恭一郎）がすべて食べてしまった、しかも、あの桃は１０年に１度しかならないということを聞き、愕然とする。

恭一郎と２人きりになった小梅は、桃を全部食べてしまった恭一郎、そして、律子や健太先輩と気まずくなったことを責める。そして、翌日、２人は山に桃を獲りにいくことに。
そこで２人は、小梅が小さい頃はよく山登りに行っていたと思い出話をする。そして、あれほどうざかった恭一郎だけど、今なら小梅は理解できるような気がする。恭一郎も、入れ替わってみて小梅から教えてもらったことがたくさんあると。

その頃、和香子と中嶋（八嶋智人）も同じ場所に山登りに来ていた。そして、和香子は恭一郎たちが落とした伝説の桃のありかが描いてある地図を拾う。そして、先にその桃の木を見つけてしまうが、木には一つもなっていなかった。しかし、中嶋が落ちていた桃を一つ見つけ、和香子はそれをバッグにしまう。
あとから来た恭一郎と小梅は、なんと、木になっている桃を一つ発見する！　２人でその一つの桃をかじり、「これで戻れる！」と期待する。が、２人とも元に戻ることはなく落ち込んでいると、中嶋や和香子と出会ってしまった！　和香子の企みを知り、驚く小梅と恭一郎。
一方、その頃、ひそかが理恵子たちに、「あの桃はただ食べただけじゃ入れ替わらない」という話をしていた……。

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