ROOKIES -ルーキーズ-第3話あらすじ完全版

ROOKIES -ルーキーズ-

[第3話]

05/03放送

野球部狩りが始まった。部員たちが襲われ、部室も荒らされたのだ。野球を再開した部員たちが暴力を振るえないと考えた不良グループの仕業だった。安仁屋（市原隼人）が報復に向かおうとすると、新庄（城田優）が現れ「お前は野球をやっていろ」と言って、一人でグループのもとへ殴り込む。だが、若菜（高岡蒼甫）たちはバットを持ってケンカに行こうとしていた。川藤（佐藤隆太）はそれを止め、どうしても行くなら部活だと言えと告げる。そして、今日の部活にはバットはいらないと言われた彼らは素手で不良グループに立ち向かった。

村山校長（伊武雅刀）は全員退学だと言うが、川藤は素手の彼らと武器を持ってケンカした連中も処分しなければおかしいと反論。村山も処分を保留する。

川藤は部室に「目指せ、甲子園」という張り紙をし、メンバーも足りていないのにと部員たちはあきれる。そんな中、安仁屋が部室にやってきた。若菜たちはグランドへ向かい、御子柴（小出恵介）はなぜ彼も誘わないのかと言うが、そんなことをすればキレて部室にも来なくなるからだと言われる。

安仁屋が一人で部室にいると。川藤が現れた。川藤が張り紙を指差すと、安仁屋は激怒して、それを破ってしまう。八木（村川絵梨）から、安仁屋は甲子園に行くことがどれだけ大変か知ってるからそんなことをしたのだろうと言われる。中学時代に自分から３連続三振を奪ったピッチャーが甲子園に出場した。だが、そのピッチャーも甲子園では敗退してしまい、上には上があることを悟ってしまったのだという。ルールもろくに知らなかった川藤は安易だった自分を反省し、その日から必死で素振りを始めた。

八木は野球部のコーチになり、新庄にも戻ってきてほしいと告げた。安仁屋は誘っても無理だと言う八木に、新庄はそんなことはないと言う。安仁屋が密かに少年野球チームのコーチをしていることを知っていたのだ。

御子柴は改めて安仁屋を誘うが、レベルの低さを馬鹿にされる。それを聞いた若菜は安仁屋を殴った。八木は止めようとするが、川藤は殴って分かり合えるならそれでもいいと言う。御子柴はやる気がないのなら、自分たちに期待を持たせないよう、もう部室に来るなと安仁屋に告げた。それを聞いた安仁屋も自分には野球しかないとつぶやく。そして、八木は川藤に安仁屋が少年野球のコーチをしていることを告げる。

川藤は安仁屋のいるグランドに向かい、勝負しろと言う。何でも言うことを聞くというのだ。川藤はマウンドに立ち、安仁屋はバッターボックスに。安仁屋は川藤の球をすべて打ち返す。そして、ついに残り３球。安仁屋は１球でも空振りしたら自分の負けでいいと言うが、川藤は全部空振りさせると宣言する。１球目は空振り。川藤はわざと空振りなどせず、野球がやりたいならやりたいと素直に言えと告げる。２球目も空振り。安仁屋はかすったからファールだとムキになるが、明らかに空振りだった。

そして、ラスト１球。安仁屋は川藤の投げた球を遠く打ち返すと、バットを置いて去っていく。川藤はその場に座り込んだ。

翌日、川藤たちや部員たちがグランドへ向かおうとしていると、安仁屋がユニフォームを着て待っていた。安仁屋は川藤の熱さに打たれたようだが、また野球を始めたら、八木がヤラせてくれると言ったからだとうそぶく。安仁屋も交えて練習を始めた野球部の面々を、新庄から遠くから見ていた。

だが、そのころ、村山は練習試合の相手校に電話し、試合を辞退すると告げていた。

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