セクシーボイスアンドロボ第11話あらすじ完全版

セクシーボイスアンドロボ

[第11話]

06/19放送

お父さんが大事にしていたインコのルミちゃんが帰ってきた。お父さんが喜ぶと思ってつかまえた二湖（大後寿々花）だったが、家族の誰一人ルミちゃんが見えるものはいなかった。ニ湖は慌ててロボ（松山ケンイチ）のもとへ。ロボにもルミちゃんは見えていることを知って安心するニ湖。2人は地蔵堂へ行き、真境名（浅丘ルリ子）と名梨（岡田義徳）にルミちゃんを見てもらう。ところが、この2人にはルミちゃんが見えないと言う。ロボはルミちゃんは幽霊で、見える人と見えない人がいると言い出す。
すると、真境名はホテルに出る幽霊を追っ払って欲しいと言い出し、ロボとニ湖は幽霊退治にでかけることに。
そこにいたのは３ヶ月前に死んだはずの三日坊主（中村獅童）。自分が死んだことに気づいていないようだ。
ある日、二湖の学校に転校生がやってきた。先生に頼まれ、その子に学校のことを教えていたら「バカみたい。あんたそんなにみんなと合わせたい？」と言われてしまった。その後、二湖にはルミちゃんの姿が見えなくなってしまうのであった。
三日坊主がニ湖の家にやってきた日、おもちゃの銃をもっていたお父さんを見た三日坊主が暴走。家の中は嵐が通り過ぎたかのようなありさま。三日坊主の姿が見えない家族は一体何が起こっているのかさっぱり分からなかった。

そんな折、三日坊主は自分に爆弾の箱を渡した男を見かけ、またもや怒り心頭。ロボが教えてくれた呪文を唱えて怒りをおさめるのだが…。そうしているうちに、三日坊主はロボとニ湖のことを思い出した。しばらくして、ニ湖には三日坊主の姿も見えなくなってしまう。ニ湖はそんな自分にショックを受けるのだった。

そして学校ではクラスごとに集計する募金に参加するよう言われ募金したニ湖。すると、隣で転校生が募金を断っていた。そんなはっきりと嫌なものは嫌という彼女に触発され、ニ湖も勇気を出してみた。
そうして、三日坊主は去っていった。もう二度とロボやニ湖の前に現れることはない。「よく遊んだ、楽しかった」真境名にそう挨拶して、三日坊主は消えた。
「いろんなこと知って、どんどん変わっていきなさい。別れるから次の出会いがある。必ずある」と真境名は言った。「どんなときでも、ずっと自分の味方でいようと思う。最後の一人になっても自分を味方する」とロボは言った。
地蔵堂は店を閉じ、ロボとニ湖も会わなくなってしまった。それは、いつでも会えると思っていたからだろうか…。【完】

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