新参者第10話あらすじ完全版

新参者

[第10話]

06/20放送

峯子（原田美枝子）が殺された時刻のアリバイが崩れたことから、清瀬（三浦友和）が重要参考人として同行を求められる。
克哉（速水もこみち）も清瀬から金を受け取る現場や、事件当日に峯子と一緒にいる現場を目撃されていたことから共犯説が浮上。
だが、克哉は峯子と会ったのは６年前が最後だと言い、犯行時刻直前に峯子のマンション近くの玩具店に行っていたことも否定する。

松宮（溝端淳平）は克哉の家に行き、任意同行を求めるが、加賀（阿部寛）がそれを止めた。
克哉は犯人ではないと言う。そして、加賀は事件当日の克哉の行動を語り始めた。

克哉はダイヤマンのフィギュアの発売日に玩具店に行ったが、悪質な客に車に落書きをされていた。
翌日、清瀬のもとを訪ねたのはそれを消してもらうためだったのだ。
克哉は投資に失敗し、金に困っていて、その日はフィギュアを買うことができなかった。
峯子の家を訪ねたのも金を借りるためだったのだ。

そう語っていると、克哉の息子が駒を持ってくる。
だが、それはなぜかうまく回すことができなかった。
どうやら、それは要作（笹野高史）が持ってきたものらしい。

工芸店の美咲（小泉深雪）に聞くと、事件翌々日に駒が一つ売れていた。
別の玩具店に聞くと、店主（みのもんた）は事件当日に一つ万引きされたと言う。

清瀬が金を貸したことを認めたため、克哉のアリバイが証明された。
残る容疑者は清瀬。
だが、彼の会社の倉庫から見つかったヒモは凶器とは違うものだった。

松宮は清瀬の会社をリストラされた長井を訪ね、清瀬はその日倉庫に来なかったというのが嘘だと知る。
長井は業務用洗剤を盗みに倉庫に入っていたのだ。
物音を聞いた清瀬が洗剤をこぼし、ふき取ろうとしているうちに長井は逃げ出していた。
これによって、清瀬のアリバイも証明される。

犯人は岸田だった。
岸田を駒を万引きして、その駒のよりヒモで峯子を殺害。
だが、その帰りに寄った克哉の家で、孫に駒を見つけられてしまい、ねだられるが、殺しに使ったヒモごと渡すわけにはいかない。
仕方なく、後日別の店で駒を買って、あげたのだ。その駒のヒモは組みヒモだった。

峯子から祐理（マイコ）は清瀬の愛人ではないかと相談を受けた岸田は、慰謝料を請求された。
峯子は自分の名義になっているはずの別会社の口座について、岸田に追及。
だが、その会社のカネは岸田が横領していた。ギャンブルに金をつぎ込んだ結果だという。

だが、それは嘘だった。

加賀は岸田に本当のことを語らせるには上杉（泉谷しげる）しかいないと考える。
上杉の辞表はまだ受理されていなかったのだ。

上杉の息子・和博（早乙女太一）は、父に迷惑を掛けないよう暴走族を抜ける決心をしていた。
だが、仲間たちにそれを許してもらえなかったのだ。
加賀からそれを聞かされた上杉は息子に自分の言葉が届いていたことを喜ぶ。

そして、同じ父親として、岸田に向き合った。
すると、岸田は投資に失敗した克哉が会社の金を使い込み、泣きつかれて清瀬の会社のお金を横領したのだと白状する。

清瀬は峯子の部屋の掃除を請け負うことに。
本棚から弘毅に渡した演劇論の翻訳原稿が出てきた。
あとがきには翻訳家としての夢、直弘や弘毅への想いがつづられていた。
それを読んだ直弘と弘毅はようやく家族の絆を取り戻す。

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