運命の人
[第7話]
弓成(本木雅弘)は当時の大蔵大臣・愛川(大和田伸也)の出廷を要請。02/26放送
拒否されれば、新聞でそのことを報じようと考えた。
さらに、他紙の記者も承認として呼ぶことになり、亮太は山部(大森南朋)に依頼。
山部をそれを快諾した。
第3回公判が行われ、山部が証人として法廷に立つ。
山部は日韓国交正常化の際の賠償内容をスクープしたことがあった。
だが、その密約を報じても逮捕されなかったはずだというのだ。
そして、政府は悪事さえも機密の名の下に隠蔽できるのなら民主政治は崩壊すると言う。
裁判後、山部は弓成に三木(真木よう子)の嘘を攻めるべきだと言う。
だが、弓成はそれはしない方針だと答えた。
山部は由里子(松たか子)に、弁護団に相談するようこっそりと頼んだ。
翌日、由里子は大野(柳葉敏郎)の事務所を訪れ、封筒を差し出した。
次の裁判が始まった。
大野木は由里子から預かった、弓成が三木からもらったネクタイを持っていた。
三木が弓成に好意を持っていた証明で、一方的な被害者だという主張は覆るというのだ。
だが、弓成は三木の無罪も勝ち取らなければダメだと言う。
検察の森(浅野和之)は弓成と三木の肉体関係について追及。
どちらが先にシャワーを浴びたのかなどの質問に、三木は想定通りの答えをする。
だが、大野が何か贈り物をしたことがないかと尋ねると、三木は泣き崩れる。
やがて、司(松重豊)は社長の大館智文(錦引勝彦)から呼び出される。
司は弓成は無罪になれば、記者として復帰したがっていると報告。
だが、大館は裁判が続けば、部数が落ちる、一審判決でけじめを付けさせろと命じた。
そして、判決の日。
裁判官は三木に懲役6ヶ月・執行猶予1年、弓成に無罪を言い渡した。
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キャスト
弓成亮太 / 本木雅弘(もときまさひろ)毎朝新聞政治部のエース記者。傲岸ともいえる自身と情熱に溢れている。
数々のスクープを上げ、次期総裁候補とも強いコネクションがある。
社内に敵も多いが、他紙の記者に至るまで誰もが一目置かざるをえない存在。
弓成由里子 / 松たか子(まつたかこ)
亮太の妻。大きな野心を持つ夫を支え、結婚以来献身的に尽くしている。
二人の男の子の母親でもある。
三木昭子 / 真木よう子(まきようこ)
外務省ナンバー2の安西審議官の部下である事務官。
弓成と審議官室で出会う。
山部一雄 / 大森南朋(おおもりなお)
弓成とスクープを競う、読日新聞の政治部エース記者。
政治家に人脈を持ち、フィクサー的存在として一目置かれている。
弓成とはライバルでありながらも互いに認め合い、情報交換をし合う盟友でもある。
鯉沼玲 / 長谷川博己(はせがわひろき)
三木琢也 / 原田泰造(はらだたいぞう)
佐橋慶作 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
内閣総理大臣。
アメリカと米軍基地の永続的使用を認める合意を交わしたのでは、という噂が流れる。
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