ブラジル快勝で決勝T進出決めるも、後味悪く…〔W杯〕
20日に行われたW杯1次リーグG組、ブラジル対コートジボワール戦は、ブラジルが3-1で快勝し、勝ち点を6として決勝トーナメント進出を決めた。
しかし、ルイスファビアーノが決めた2点目は自他共に認めるハンドから生まれたゴール。
さらにカカも2度の警告で退場処分となるなど、後味の悪さが残る内容でもあった。

「あれはわたしの聖なる手が助けてくれたゴール」
試合後のインタビューで、この試合2点を決めたブラジルのルイスファビアーノは、苦笑いを浮かべながらその"疑惑"を認めた。
問題の場面は後半5分、ルイスファビアーノ2点目のゴールが決まった瞬間だ。
ゴールキックを頭で競り合った際に左腕に1回目の接触。そのこぼれ球を右足で浮かせてゴール前でマークを外すと、右腕でボールを左足の前に。
本人が「わたしの人生の中でも、とてもいいゴールだったと思う」と語るように、
ゴール前でのボール裁きは鮮やかで、そこから放たれた強烈なボレーシュートは圧倒的だった。
けれども、それがハンドから生まれたものとなると、当然コートジボワールは黙っていられない。
エリクソン監督は「審判が見ていなかったのは不運だった。認められることではない」と怒り心頭。
このゴールの有無がその後のゲーム展開に与えた影響を考えればもっともな主張だ。

試合はこの後、攻勢を一気に強めたコートジボワールを尻目に、後半17分、左サイドを上がったカカからのクロスにエラーノが合わせてブラジルが3点目。
後半34分には左からのクロスにドログバがオフサイドギリギリで合わせてヘディングで1点を奪い返すも、ブラジルの圧倒的優勢は変わらない。
試合は次第に荒れだし、後半43分にカカが2枚のイエローカードで退場となって終了。なんとも後味の悪い結果となった。

勝ち点を6に伸ばしたブラジルは残り1試合を残して決勝トーナメント進出が確定。
悔しい負け方をしたコートジボワールは、勝ち点1のままとなったが、決勝トーナメント進出の可能性はまだ残している。
(2010年6月21日)
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