今年1月にがんで余命半年と宣告された俳優･入川保則(いりかわやすのり=71)が､10日に歌手デビューすることが､分かった｡
デビュー曲のタイトルはズバリ『脇役』｡
『水戸黄門』(TBS系)をはじめ､数々の作品に名脇役として出演してきた入川の役者魂を歌った曲で､30年来の親友だという作曲家･中村泰士(なかむらたいじ=72)が作詞･作曲はを担当した｡
歌手デビューのきっかけは､今年3月の余命半年宣言｡
親友の病状を報道で知った中村は､冥土の土産に曲を作ると提案｡
入川は､
｢生きてるうちにやれることはやっとかないと｣
と引き受けたという｡
最初で最後のレコーディングが行われたのは先月31日｡
｢まともに歌ったのは小学唱歌以来｣
という入川は苦戦しながらも､親友への敬意を込めて熱唱｡
中村から､
｢普通の歌手には絶対に出せない突き抜けた域に達した味わいがある｣
と絶賛されると､
｢香典がわりにいい歌を作ってもらいました｣
と喜んだという｡
｢芝居をしたいから｣
という理由で延命治療を拒否している入川は､今月から"遺作"となる映画の撮影に入る予定｡
デビュー曲『脇役』の中にある､
｢幕が下りれば芝居は終わる わが夢芝居 悔いはない｣
という歌詞通り､悔いのない役者人生を全うする｡(伊原)
デビュー曲のタイトルはズバリ『脇役』｡
『水戸黄門』(TBS系)をはじめ､数々の作品に名脇役として出演してきた入川の役者魂を歌った曲で､30年来の親友だという作曲家･中村泰士(なかむらたいじ=72)が作詞･作曲はを担当した｡
歌手デビューのきっかけは､今年3月の余命半年宣言｡
親友の病状を報道で知った中村は､冥土の土産に曲を作ると提案｡
入川は､
｢生きてるうちにやれることはやっとかないと｣
と引き受けたという｡
最初で最後のレコーディングが行われたのは先月31日｡
｢まともに歌ったのは小学唱歌以来｣
という入川は苦戦しながらも､親友への敬意を込めて熱唱｡
中村から､
｢普通の歌手には絶対に出せない突き抜けた域に達した味わいがある｣
と絶賛されると､
｢香典がわりにいい歌を作ってもらいました｣
と喜んだという｡
｢芝居をしたいから｣
という理由で延命治療を拒否している入川は､今月から"遺作"となる映画の撮影に入る予定｡
デビュー曲『脇役』の中にある､
｢幕が下りれば芝居は終わる わが夢芝居 悔いはない｣
という歌詞通り､悔いのない役者人生を全うする｡(伊原)
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