サッカー･乾貴士がセルジオ越後を痛烈批判! ｢俺あの人嫌いなんですよ｣

サッカー日本代表選手の乾貴士が､一部メディアに掲載されたセルジオ越後のコメントに苦言を呈した｡

2月12日付けの『テレビ東京スポーツ』記事で､｢海外に行ったからレベルが上がると思っているが､海外に行っても試合に出れていない選手が結構いる｡これは移籍の中に絶対入れちゃいけない｡レベルの高いチームで練習すれば上手くなるとかは大きな間違い｣と､海外組の選手全員が必ずしもレベルアップしているわけではなく､代表選考において優遇すべきではないと主張した｡
森保一監督就任後の国際試合では､出場選手全員が海外チーム所属というケースもあり､代表メンバーは海外組が大半を占める｡その現状に警鐘を鳴らしたものと思われる｡

この記事を見た乾貴士は､自身のTwitterで､｢W杯で戦ったり､世界のほんまにすごい奴とやったり､憧れのリーグでやるために､皆んなどうなるかわからん挑戦をしてるんです｡もちろん試合に出れる事が一番やけど､そこでもがいて頑張る事も必要になる事はある｣｢半年でベティスから移籍した俺が言うのもおかしいけど､色んな事を経験して強くなる事は絶対あるから｡全部を否定しないでほしい｡別に日本のリーグが悪いとは思ってない｡けど､海外に出ないとわからない事はいっぱいあるから｣と､海外組を否定するかのようなコメントに反論｡

｢AFC アジアカップ UAE 2019｣で準優勝に終わった日本代表だが､決勝戦までの過程で得点を挙げたり決定的な活躍を見せた選手の多くは海外組｡彼らはしっかり結果を残している｡乾貴士が言う通り､サッカー強豪国の厳しい環境下でプレーすることで､世界と戦える実力を備えているのは事実だ｡

実は乾貴士､以前フジテレビ系『ダウンタウンなう』にゲスト出演した時､松本人志から｢セルジオ越後さん､すっごい辛口じゃないですか?｣と聞かれ､｢めっちゃ嫌いです｡俺あの人嫌なんですよね｡いつか言いたいと思ってたんですよ｣と､ハッキリ嫌悪感を口にしていた｡
Twitterでは､｢あとそれだけ色々言うならそろそろ現場で監督やってください｣と皮肉っていた乾貴士｡ただ､もし本当にセルジオ越後が日本代表監督に就任したら､誰も代表メンバーに選ばれたいと思わないだろう｡一種の老害として無視しておくのが一番適切な対応である｡

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