古舘伊知郎､長嶋茂雄の追悼番組を痛烈批判! ｢なんで大病後の映像ばっかり･･･｣

フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、先日肺がんのため死去した"ミスター"こと元プロ野球選手の長嶋茂雄の追悼番組について、持論を展開した。

長嶋茂雄の訃報が流れた当日の夜、読売ジャイアンツの試合を長年放送している日本テレビは、急遽追悼番組を編成。中畑清や宮本和知など、長嶋茂雄が監督時代にお世話になった元選手たちを集めて、緊急特番を放送した。

ただ、古舘伊知郎はこの特番がどうも気に食わなかった模様。「なんで日テレはあんな緊急特番をやったんだろうっていうのが、どうも間尺に合わない」と話し、「やるんだったら現役時代ですよ。3日遅れでも何でもいいからちゃんとした長嶋さんのプロ野球時代、昭和の時代とともに二人三脚で日本が歩んできたんだというのをやるべきじゃないですか。だってアーカイブ、ソースは日テレが一番持ってるわけだから。監督就任以降を中心にやっちゃいかんわけで、もっと現役時代の三振の模様から、後楽園球場の夜空に月がポッカリ浮かんでるのからいろいろ使ってやればいい」と主張した。

長嶋茂雄は2004年3月に脳梗塞を発症し、懸命にリハビリに励んできた。その姿は確かに我々の記憶に残っているし、多くの患者たちにも勇気を与えた。しかし追悼番組をやるのなら、国民的英雄たる所以となる輝かしい現役時代の活躍ぶりを、リアルタイムで観ていない人たちにもたっぷり観せるべきなのではないか。

病人として頑張る姿より、スターとして日本中から脚光を浴びた栄光の時代をもっとフューチャーしてほしかった。

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