舞川あいく・近藤しづかが「CanCam」の知られざる掟や撮影裏事情を告白!
ファッション誌『CanCam』専属モデルとして活躍中の舞川あいく近藤しづかが、12月24日に放送されたBS朝日『極上空間』にて、CanCamモデルに関する様々な秘密やあるある話について語った。

近藤しづかは2004年、青山学院大学生の時、キャンパス内でスカウトされて読者モデルになり、2006年、CanCam専属読者モデル"キラキラ★メイツ"の一員に。翌2007年に専属モデルの仲間入りを果たした。
一方、舞川あいくは2005年6月から『Popteen』に出始め、カリスマモデルと称される存在に成長。そして2009年、『CanCam』に移籍した。
年齢は4歳差で近藤しづかは年上。キャリアも異なるが親しい間柄の二人はお互い敬語を使わず、なんでも包み隠さず話す仲だ。

モデルにとって最も大切な"ポージング"に関して、舞川あいくは他の人のポージングを参考にしないという。自分が『Popteen』時代、初めて撮影の現場に入った時、見られるのが凄い恥ずかしかった為、他人のも見ないようにしている。「自分は自分を信じていつもやっている。」と力強く述べた。
近藤しづかは、先輩モデル・押切もえが「『シルク・ドゥ・ソレイユ』を見て凄いポージングの勉強になった」と言っており、自分も実際見て参考にしたそう。超人的な動きの中から、参考にできる要素を抽出しているようだ。

読者が立ち入ることが滅多になく、誌面にも載らない撮影現場での話で、身長の高いモデルにはサイズが合わないことも多く、特に近年サンプルのスカートが小さかったり、靴も小さいことが多いそう。
モデルが誌面で着ている洋服は、彼女たち専用に作られた物ではない。市販の商品を着るため、平均的な日本人に合わせて作ってある服だとどうしてもサイズ感が小さくなってしまうのだ。

例えば、ブーツを履く時、どうしてもサイズが入らない時はスーパーの袋を足に入れたまま、すべりを良くさせてから履く。
撮影時、下着はベージュを着用する。服から透けないようにするのが目的で、華やかな洋服の下には地味な下着が隠れていた。ただし舞川あいく曰く、冬服コーデの時は透ける心配がないので、自分は黒の下着を着用することもあると明かした。「黒の方がテンション上がる」という舞川あいくの意見はごもっともだ。

誌面上においても様々なルールが存在するといい、コーディネートにリアリティーを出すため、バックを持った写真が多いのも『CanCam』の特徴。
メイク・美容系のページを担当する機会が多い近藤しづかによれば、ビューティーページが意図と違うところが目立たないように、ネイルはシンプルに抑えている。プロセスカット(※メイクの過程を説明するページ)でもネイルが邪魔しないようなシンプルさを保っているという。

かたやギャル系雑誌出身の舞川あいくにとって、過去の経験を打ち消すかのごとく、『CanCam』ではウインク・舌出し・ピースはポージングとして禁止なのだそう。
清楚なお嬢様系がモチーフの『CanCam』に、ティーン向けギャル雑誌でよく見るポージングは相容れない部分のようである。

発行部数がピーク時には70万部に届く売上を見せ、エビちゃんらが活躍した全盛期も60万部以上の発行部数を誇っていた同誌も、現在は30万部程度に落ち込んでしまった。
今でも十分努力を怠っていない彼女たちであるが、『CanCam』が女性誌No.1の座を再び取り戻すには、さらなる努力と成長が求められる。
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