｢FNS歌謡祭｣草なぎ剛クビへの画策が裏目に出てピンチ!

7月29日に放送された『FNSうたの夏祭り』が､第1部が10.7%､第2部が13.3%という同番組史上最低の視聴率を記録した｡数ある音楽特番の中でも､特に毎回高視聴率を出し人気が高かった『FNS歌謡祭』だが､フジテレビのとある画策が完全に裏目に出てしまったようだ｡『東京スポーツ』が報じた｡

｢実は『水曜歌謡祭』は、この2番組のスタッフがごっそり制作陣に参入して始まった経緯がある｡これは恒例の歌番組である『うたの夏祭り』と『FNS歌謡祭』の司会を"今後は渡部、森高でやっていこう"という意図があったんです｣(引用元:東京スポーツ)

2015年4月から開始した『水曜歌謡祭』は､まさに『FNS歌謡祭』を毎週放送しているかのような､豪華な音楽番組を想定して企画された｡ところが､蓋を開けてみればAKB48やNEWSメンバー･増田貴久など､一部の偏ったメンバーが頻繁に出演した影響で､視聴率は伸び悩み6月3日放送回で3.8%まで落ち込んだ｡
前述の通り､『水曜歌謡祭』の司会に抜擢した渡部建と森高千里を今後は『FNS歌謡祭』の司会にも起用していこうと目論んだフジテレビスタッフ｡しかし､この状況を受け､社内でも反対意見が浮上しつつある｡

｢こうして今年の『うたの夏まつり』は、司会が草なぎから渡部と森高に変更となり7月29日に放送されたが、結果は無残だった。当初は暮れの『FNS歌謡祭』の司会は渡部、森高が既定路線だった。でも『うたの夏まつり』が惨敗に終わったから、『草なぎに戻すべき』との声も出てきているようだ｣(同)

『FNSうたの夏祭り』放送直後から､SMAPファンを中心に､司会が草なぎ剛ではなかった事に対する不満の声がネット上に多数上がった｡彼の落ち着いた声のトーンが､視聴者を番組に引き込み､上質な音楽を届けることが出来たと言っても過言ではない｡渡部建と森高千里にまだそのオーラやポテンシャルは無いだろう｡

良き物ばかり変えようとして､悪い物に限って続けようとする､現在のフジテレビ凋落を象徴するような話である｡

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