相棒season8第13話あらすじ完全版

相棒season8

[第13話]

01/27放送

マジシャンの秋川（中村有志）の公演中、弟子の田中（大口兼悟）が照明用の足場から転落死した。
さっそく現場検証を始めた右京（水谷豊）は、いくつか不審な点を発見する。

その後、秋川と同居していた田中の部屋を尊（及川光博）とともに捜査。
そこには秋川と事務所社長で妻の香奈恵（クノ真季子）には元（竹内寿）という息子がいた。
元にはマジックの才能があり、香奈恵はすぐにでもデビューさせたがっていたが、秋川はマジシャンにする気はなく、大学に行かせようとしていた。

田中の部屋からは１枚カードが足りないトランプと不思議なボールペンが見つかる。
そのペンはICレコーダーで、香奈恵と田中の不倫の証拠が録音されていた。

その後の調べで、秋川は別れさせ屋を使って、香奈恵と離婚しようとしているのではないかと右京は考える。
その工作員が田中ではないかというのだ。
だが、秋川の芸名など、もろもろの権利は香奈恵が持っていて、離婚すればそれを失ってしまうはずだった。

やがて、４年前に秋川の弟子が火を使ったマジックの練習中に事故死していたことが判明。
あくまで事故だったが、秋川はそれを隠蔽するため、燃えたトランプを破棄していた。
そのことを知った田中が、秋川をゆすっていたことが分かる。

やがて、元は両親の離婚が決まり、秋川とともに名前を捨ててやり直すことになったと言う。

右京は事件当日のリハーサル映像を見て、秋川の立ち位置が本番と違ったことに気付く。
秋川は事故を装って、田中を転落死させるため、足場に細工をしていた。
田中が落ちてくることを知っていた秋川は、本番でその位置からずれたところに立っていたのだ。

証拠を突きつけられた秋川は全てを認めた。
彼はかつての弟子が自分を追い抜いてしまうことが恐かったと言う。
それは元のことに関しても同じだった。
マジックの才能のある元を恐れた秋川は、香奈恵と元の関係を絶つため、離婚を画策したのだ。
何が何でも自分が一番であり続けたいというのだ。

元はそのことも、秋川が田中を殺したことも知っていた。
マジシャンになる気などない、自分にとっての一番は父親だけだと言う元の言葉に、秋川は涙を流す。

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