相棒season8
[第14話]
02/03放送

右京(水谷豊)と尊(及川光博)は盲腸で入院したたまき(益戸育江)の見舞いに行き、同じ病室の6歳の少女・七海(石井萌々果)と出会った。
彼女は母親の勤め先から出たところで、不審な男に追いかけられ、逃げる途中にケガをしたらしい。
病室のテレビに政権交代したばかりの与党の代議士の江嶋(田中哲司)が映り、七海は彼が犯人だと言う。

右京と尊が現場に行くと、近くにあるジャーナリストの安田(竹本孝之)の事務所の捜索が行われていた。
河川敷で安田の遺体が発見されたらしい。その事務所は七海の母親の会社と同じビルだった。
安田の携帯には、夜10時に現場で待ち合わせとの旨、メモが残っていた。

右京たちは安田が記事を書いていた雑誌の編集部を訪れ、編集長の中原(塩野谷正幸)に話を聞く。
安田はスクープをつかんでいたらしく、嫌がらせで事務所荒らしに遭っていたという。

安田が江嶋のことも記事にしていたのを知った二人は江嶋のもとへ。
彼は不法投棄された産業廃棄物による公害病の特措法案可決に力を注いでいた。
安田もそんな江嶋の活動には共鳴していたという。

右京が七海のことを切り出すと、江嶋はやけに気になる様子だった。
さらに、安田の死亡推定時刻のアリバイを問うと、赤坂で飲んでいたと答えた。
安田とは去年の秋以来、会ってもいないという。

その後、安田が追っていたスクープは財界の大物・石堂の政界への賄賂のようだと分かる。
一方、尊は江嶋が飲みにいっていたというクラブに行き、確かに彼が来ていたことを確認した。

さらに、尊は江嶋の官僚時代の部下から話を聞く。
官庁では天下り先を減らそうとしている新政権への嫌がらせで、江嶋の特措法を成立させないようにしていたらしい。
だが、それが最近になって、急に成立に向けて動き始めていたのだという。

その頃、七海の病室に江嶋が訪れていた。
自分と似た人にぶつかって怪我をした女の子がいると聞いて見舞いに来たと言う。
初めは警戒する七海だったが、江嶋の優しい素振りにすっかり信頼した様子だ。

たまきから報告を受けた右京たちは再び七海のもとへ。
事件当日、七海の乗ったエレベーターは、安田の事務所のある階に止まったが、誰もいなかったという。
右京の推理でその階のエレベータホールを調べさせると、安田の血液反応が出た。

右京たちはいよいよ江嶋に揺さぶりを掛ける。
去年の秋から安田とは会っていないと言っていた江嶋だが、事務所の雑誌から彼の指紋が出た。
江嶋は昔訪れた時のものだろうと言うが、その雑誌は10日前に渡されたものだった。
尊は江嶋が石堂から賄賂を受け取り、それを特措法成立のための根回しに使ったと推測。

実は七海はエレベーターが3階で止まった時、USBメモリーを拾っていた。
そこには石堂と江嶋の会話の音源や写真が記録されていた。
それをばらすと安田に言われ、殺害に及んだのだ。

尊は国会議員には会期中の不逮捕特権があると言う。
だが、江嶋は「それには及ばない」と言い、自らの罪を認めた。
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キャスト
杉下右京 / 水谷豊(みずたにゆたか)
特命係の係長。
周りからは変人扱いされることも多い。
抜群の名推理で、次々と難事件を解決している。
亀山薫(寺脇康文)がいない今シリーズから、神戸尊(及川光博)と新コンビを結成。


神戸尊 / 及川光博(おいかわみつひろ)
警察庁警備局警備企画課・課長補佐(警視)として順調に出世をしていた人物。
しかし突如上層部の命令で特命係の杉下右京の実態を調査することになった。
二階級特退し警部補となり、警視庁・特命係へと島流しされる。
上司に盾は突かないが、しっかりと意見は言うタイプ。
スポーツカーを乗り回している(運転は乱暴)。
遺体を見ることは苦手。
小野田公顕 / 岸部一徳(きしべいっとく)
警察庁の超大物幹部。
特命係の誕生に関わっているらしい。
警察庁の幹部としては型破りな存在で、表立って捜査ができない事件などを特命係にさりげなく持ち込んでくる。

宮部たまき / 益戸育江(ますどいくえ)
右京の元妻。
小料理屋「花の里」を営んでいる。
離婚後も右京に安らぎを与える存在。
事件にはまったく無関心の彼女の言葉が、ときには事件解決のヒントとなることもある。
米沢守 / 六角精児(ろっかくせいじ)
抜群の腕をもつ鑑識。
右京らの難しい要求にも応えてくれる。
趣味は落語(右京と同じ)で、右京とは落語のCDを貸し借りすることも。
捜査一課よりも先に鑑識結果を教えてくれることもあるくらい特命係に協力的。

角田六郎 / 山西惇(やまにしあつし)
よく特命係に油を売りに来ては、勝手にコーヒーを飲んでいる。
さりげなく捜査情報を提供してくれることもある人物。
担当は麻薬捜査である。
数少ない特命係の理解者でもある。
大河内春樹 / 神保悟志(じんぼさとし)
警視庁の内部で警察官の不正を捜査している。
無表情のまま身内を裁くため、冷たい男のように見える。
右京には一目置いており、密かに上層部の判断を事前に知らせて危機を回避させようとする。
伊丹憲一 / 川原和久(かわはらかずひさ)
警視庁刑事部捜査第一課所属。
特命係のことをよく思っておらず、邪魔者扱いする。

三浦信輔 / 大谷亮介(おおたにりょうすけ)
伊丹と同じく、特命係の動きが何かとカンにさわるようで良く思っていない。
だが、右京の才能は密かに認めている。
芹沢慶二 / 山中崇史(やまなかたかし)
伊丹と三浦の後輩で、2人に指示されて動き回っている。
彼にとっては元特命係の薫も先輩の一人だった。

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