冬のサクラ第4話あらすじ完全版

冬のサクラ

[第4話]

02/06放送

萌奈美（今井美樹）の言動に不可解さを感じた夫・航一（高嶋政伸）は、妻の山形での足どりを調べさせる。そして山形にいる間、病院ではなく祐（草彅剛）と共に暮らしていた事実を知った。航一は祐と萌奈美に嫉妬心と憎悪を燃やす。

我が身に降りかかった病に苦悩する萌奈美（今井美樹）。唯一、頼れる人は祐（草彅剛）だけと感じ始めていたのだが、「私はもう大丈夫ですから」と、その想いを振り切り、祐に別れを告げた。

ある日、萌奈美は友人の理恵（白羽ゆり）から「一緒に山形へ行ってほしい」と頼まれる。イベント会場に飾る“啓翁桜”を購入したいからついていってほしいと言うのだ。病気のこともあり、気乗りしない萌奈美はいったん断るが、航一からも頼まれたために同行することにする。

山形へ行く日。山形行きの新幹線の出発時刻になって、突然、理恵が「急用ができた」と下車してしまう。こうして萌奈美は一人で山形へと旅立つことになった。実は理恵は航一の愛人で、これは航一が初めから仕組んだ計画だった…。

山形に暮らす祐一は、萌奈美のことが心配で上京を決意していた。しかし、兄のことを心配する弟・肇（佐藤健）は「兄が傷つく姿を見たくない」と反対していた。しかし上京の決意が固まった祐は、萌奈美へのお土産を購入するために、彼女が好きな“啓翁桜”を買いに啓翁桜を生産者を訪ねる。そこで祐と萌奈美は奇跡的な再会をする。

「萌奈美さん」祐の声に驚く萌奈美。ところがそこには、東京にいるはずの航一の姿があった。動揺する萌奈美を尻目に航一は祐に近づくと、萌奈美の夫として微笑んで挨拶をした。そして「お礼」と称して食事に招待する。

会食の席で航一は本性をあらわした。航一は激しい口調で祐を罵倒した。一緒にいた萌奈美が航一を止めようとするが、激しく動揺した萌奈美は、頭痛を起こして倒れてしまう。こうして航一は萌奈美の抱える病を知った。

航一は手術をしようとするが、萌奈美は手術は受けないつもりでいた。手術を受ければ、これまでの記憶が失われるかもしれないからだ…。

病に悩む萌奈美を祐一は支え生きていくことを決意する。祐一は萌奈美に「泣きたいときは俺がひきうけますから。あなたがどんな道を選んだとしても…」と誓うのだった。

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