息もできない夏
[第10話]
09/11放送

樹山(江口洋介)は亜沙美(霧島れいか)に、中津(RIKIYA)の書いた記事は真実だが、それが全てではないと説明。
亜沙美は記事が全てではないことなど、自分が一番よく知っていると言い放つ。

一方、安倍川(橋本麗香)は、さつき(原幹恵)を呼び出し、フランス留学に推薦すると告げた。
だが、さつきは本社ににらまれているから、玲(武井咲)を推薦しないのかと反論する。

その日、玲のもとを、樹山が訪ねてきた。
樹山は罪滅ぼしだけで亜沙美と一緒にいるわけではないと弁明。
だが、玲は亜沙美を苦しめていることは事実だと言い、戸籍の手続き以外で樹山には会わないと告げる。

そこに鮎川が現れ、DNA鑑定に必要な書類を差し出す。
それを受け取った玲がその場を去ろうとすると、鮎川が突然倒れた。

樹山が救急車を呼び、鮎川は病院へ。
医師によると、鮎川は膵臓癌が肝臓にも転移していて、もって年内だという。

樹山が区役所へ戻ると、中津が待っていた。記者を辞めるつもりだという。

一方、男性相手に体を売っていた広太(中村蒼)は、依頼主から仕事を辞めたいかと聞かれてうなづく。
代わりに別の仕事を紹介するというのだった。
帰宅した広太は玲にメールし、会う約束をした。

玲と会った広太は、週刊誌の記事のことを謝罪。
広太が話さなくても記事になったはずだから気にしなくていいと玲は言う。
玲がDNA鑑定をすることを広太に告白。彼もそのほうがいいと言ってくれた。

帰宅した玲は葉子(木村佳乃)にDNA鑑定の書類を出したことを報告。
鮎川がガンだということも告げた。さらに父親でもない鮎川が病気でも関係ないと言う。

翌朝、樹山は亜沙美に婚姻届を差し出す。
それを見た亜沙美は玲の店を訪れ、先日の態度について謝罪する。

その頃、鮎川は看護師から北海道の病院に戻りたいかと聞かれていた。
だが、鮎川は自分の生きていた証が分かるまで、東京にいたいというのだった。

やがて、樹山のもとに病院から連絡が入り、鮎川の容態が急変したと告げられる。

一方、玲が帰宅すると、家族が未開封のDNAの鑑定結果を前に待っていた。
玲が封を開けると、鮎川は父親である可能性は99.9%以上だと分かる。

鮎川の病室に駆けつけた樹山は、玲に電話するが、彼女は出ない。
その頃、玲は鑑定結果にショックを受けて家を飛び出し、町をさまよっていた。
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キャスト
谷崎玲 / 武井咲(たけいえみ)
どこにでもいる天真爛漫な少女。ふとしたき・・・
樹山龍一郎 / 江口洋介(えぐちようすけ)
かつて敏腕新聞記者として活躍したが、ある・・・
谷崎葉子 / 木村佳乃(きむらよしの)
玲の母親。
草野広太 / 中村蒼(なかむらあおい)
玲に興味を持つ謎の青年。
鮎川宏基 / 要潤(かなめじゅん)
周作に対してお金を無心する男性。
夏目周作 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
玲のアルバイト先にスイーツを買いに来る謎・・・

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