JIN-仁-第10話あらすじ完全版

JIN-仁-

[第10話]

12/13放送

仁（大沢たかお）は頭痛に襲われ、意識を失う。
看病する咲（綾瀬はるか）に恭太郎（小出恵介）は縁談を切り出すが、彼女はその気になれない。

一方、龍馬（内野聖陽）のもとに久坂玄瑞（林泰文）からの伝言が届く。
ペニシリンに興味を抱き、一度話がしたいというのだ。
龍馬はすぐに返事を書くが、受け取った久坂はそれを握りつぶした。

ようやく仁が目を覚ます。
未来（中谷美紀）の写真は、またも薄くなっていた。

そこへ、彦三郎（六平直政）が訪ねてきて、野風（中谷・二役）の身請けが決まったと告げる。
野風はそれに先駆けての体の検査を仁にやってほしいと言っているらしい。
未来の先祖であろう野風が子を産まなければ、未来は存在しなくなると考えた仁は引き受ける。

その頃、龍馬は久坂からの「川口屋で待つ」という手紙を読んでいた。

野風の検査をした仁は彼女の体に異変を感じる。
だが、仁はそのことを口にはしなかった。
野風は何かを察し、仁に手紙を書こうとするが、筆を止める。

野風の胸にはしこりがあった。
だが、仁にはそれが腫瘍であると判断しかねる程度のものだった。

仁は福（佐藤二朗）に乳がんの治療法を聞くが、がん自体が理解されなかった。
すると、山田（田口浩正）が佐分利（桐谷健太）に花岡流で何とかならないかと言う。
佐分利は何でも切って治すという花岡流で学んでいた。
だが、佐分利はそのような噂は困ると言うだけだった。

龍馬は仁が野風の検査をしたと聞いて、咲の気持ちも考えろと言う。
咲は仁のことを思っていたが、仁はそれに気付いていなかった。

その後、咲が帰宅すると、仁友堂の看板がなくなっていた。
診療所をペニシリン製造所のほうに移すのだと仁は言う。
そんな仁に咲は野風をもう一度見てやってほしいと告げた。
野風の胸にしこりがあることに気付いていたのだ。
だが、仁はこの時代ではがんだと特定することはできないと言う。

仁と別れた後、咲は栄（麻生祐未）に縁談を進めてくれと告げた。

製造所へ移った仁のもとに龍馬がやってくる。
長州の攘夷派の面々にペニシリンについて説明してほしいというのだ。

久坂のもとへ行くと、そこには梅毒患者がいた。
仁は患者にペニシリンを注射。患者は快方へ向かった。
礼を言う久坂に龍馬は幕府相手の戦などやめて、このペニシリンを売った金で海軍を作ろうと言う。

その帰り道、仁は龍馬に薬で取り引きするなどやめようという。
すると、龍馬は仁に、もしや自分たちの未来を知っているのかと尋ねた。
そこに人影が現れ、龍馬に襲いかかろうとした。
龍馬はその男を斬り、仁に逃げろと告げる。

だが、仁は龍馬を助けようと戦い、ふたりは崖から転げ落ちていく。

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