パズル第6話あらすじ完全版

パズル

[第6話]

05/23放送

今村（山本裕典）はゆうこ（岩田さゆり）からリゾートホテルのお披露目パーティーに誘われる。大金持ちが無人島を買い取って作ったホテルのオープンにあたって、関係者だけを招待してパーティーを開くのだという。豪華賞品の当たるクイズ大会も開催されるらしい。例によって、その話を聞きつけた鮎川（石原さとみ）も無理やり加わってくる。

ホテルにはオーナーの黒川（団時朗）のほか、小説家の北方（峰岸徹）、週刊誌記者の工藤（小林綾子）、建設社長の金山（阿南健治）、税理士の山崎（半海一晃）らがいた。北方は黒川に向かって、このホテルは30年前に経営に失敗した元オーナーが自殺したといういわく付きの場所なのだろうと追及。しかも、10年前には宝石店を襲った強盗殺人犯が逃げ込んで大騒動を起こしたこともあるという。その犯人は島で姿を消したきり、消息不明のままだった。

鮎川たちが部屋に入ると手足を折られた血染めの人形と「島から出ていけ。ねぐらを荒らすな」という手紙が置かれていた。その後、宿泊客たちがロビーに集まっていると、遠く窓の外に煙が上がっているのが見える。だれか人がいるようだった。北方は確かめにいくと言って出ていき、後から他の面々も追いかける。

一同が煙の出所にたどり着くと、そこには人形と同じように手足を折られてナイフで刺された北方の姿があった。金山や山崎が確認するが、既に北方は死んでいるという。

その後、黒川も自分の部屋で刺殺体となって発見される。部屋を探った鮎川は金庫を見つけるが、暗証番号が分からない。一方、今村たちは黒川が書いたらしき書面を発見。そこには「太陽がのぼるとき、彼女は行く。たちはだかる岩をのりこえ、街のほうこうへ」と書かれていた。

今村たちは書面を頼りに宝を探しに行こうと画策。ゆうこたちも誘って出かける。そこで、今村は白骨を発見。そのそばには何やら光るものが置かれていた。すると、人の気配がして、工藤が現れる。彼女は10年前の強盗事件の時、記事を担当していて、今回も何か起こるに違いないと、島にやってきたのだ。彼女によると、黒川は事件で死んだ宝石店の女性店員の父親なのだという。

宝を探しに行こうとしたことを鮎川にも知られてしまった今村たちは仕方なく、黒川が残した書面を見せた。すると、鮎川はそこに書かれているのは金庫の暗証番号だという。漢字で書かれた単語だけを追うと太陽＝サン＝３、彼女＝シー＝４、行く＝ゴー＝５、街＝シティ＝７になるというのだ。実際、その番号で金庫は開き、そこには黒川の遺書が入っていた。自分の代わりに強盗犯に復しゅうしてくれという。

やがて、工藤の遺体も見つかった。何か不審に思った鮎川は今村たちを連れて、北方の遺体を確認しに行く。だが、遺体は消えていた。金山と山崎が結託して、北方は死んでいると嘘を言ったのだ。北方と彼らはかつて強盗犯を追っていたが、山崎がふとしたはずみで犯人を殺してしまった。３人は犯人の持っていた宝石を山分けし、事件を隠ぺいしたのだ。宝石はもう現金に換えて使ってしまったが、一番高価なものだけは見つかっていないらしい。

真相に気付かれた北方たちは鮎川や今村たちを殺そうと襲いかかる。だが、崖をよじ登って逃げようとした鮎川が北方たちの頭上に転落。北方たちは気絶してしまう。そこにまたもや鎌田（塩見三省）が現れ、彼らを逮捕。また宝を手に入れることができなかったという今村たちに、鮎川は白骨のそばにあった光るものを持ってきたという。だが、それは島特有の鉱物、すなわちただの石ころだった…。

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