パズル第9話あらすじ完全版

パズル

[第9話]

06/13放送

今村（山本裕典）たちはゆうこ（岩田さゆり）たちから、山奥の村で20年に一度開かれるという祭りがあり、村に伝わる数え歌をヒントに宝を探すという催しが行われると聞く。最初に宝を見つけた者には賞品として、山が与えられると聞きつけた鮎川（石原さとみ）は彼らを連れて村へ出向いた。

催しを仕切る青年団の市川（林泰文）、小野寺（八十田勇一）、久保田（石塚義之）の号令とともに、参加者たちは宝探しを始めた。持ち前の直感で謎を解き、宝の地図を発見し、次のヒントとなる数え歌を手に入れた鮎川たちだったが、鬼の面をかぶった集団に襲われてしまう。

鮎川たちを襲った犯人は青年団と対立する長老、山神（八名信夫）ら一派らしい。山神いわく、数え歌には不吉な言い伝えがあり、みだりに扱うと祟りがあるという。

青年団はイベントの中止を決定。参加者たちは皆、帰っていくが、鮎川はそのまま残って宝を探すと宣言。今村たちも村に残る。

巫女の京子（高橋かおり）によると、20年前に市川たちは大人たちに内緒で宝探しをしたが、その時に友達の一人が死んだらしい。京子はその時、鬼を見たという。今でも村では祭りの日の夜には鬼が出るからと、外出することを禁止されていた。

祭りの夜、覆面をかぶった謎の男が宝物殿に忍び込み、京子が襲われる。今村たちが捕らえると、それは小野寺だった。小野寺は勾玉を盗んだのだが、彼が持っていたのは偽物。山神は間違いなく、本物を置いたはずだと言い、鮎川たちがすり替えたと疑う。だが、塚本（永山絢斗）は鬼の面をかぶった者を見たと言い、それが犯人だろうと思われた。

小野寺は納屋に閉じこめられるが、何者かに矢に刺されて殺されてしまう。その後、久保田も川で溺死しているのが見つかり、そばに落ちていたカバンには本物のまが玉が入っていた。

やがて、鮎川は市川から一人で橋に来るようにと呼び出される。だが、彼女が着くと、市川は川で死んでいた。そして、鮎川は京子が犯人だと告げる。

京子は小野寺と共謀して、久保田を殺害。その後、宝物殿で小野寺に襲われた振りをして、彼の持っている本物のまが玉と自分の持っている偽物を交換した。さらに、久保田の遺体が発見された時、彼のカバンの中に自分の持っている本物のまが玉を入れたのだった。その後、京子は小野寺を殺害。そのことに気付いた市川も殺した。

祭りに備えて、納屋の整理をしていた京子は20年前に死んだ友人の日記を見つけ、実は彼が市川たち３人からイジメを受けていたことを知る。京子は恨みを晴らすべく、３人を殺害したのだ。

だが、市川の遺体から、久保田や小野寺を殺したのは自分だと書かれた遺書が発見される。３人は京子のことが好きだったが、彼女が別の男を好きだと分かり、彼をイジメて殺してしまった。市川は京子への謝罪のため、自分が罪をかぶろうとしたのだった。

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