佐々木夫妻の仁義なき戦い第2話あらすじ完全版

佐々木夫妻の仁義なき戦い

[第2話]

01/27放送

律子（小雪）のもとに猪木（古田新太）の紹介で、前田（泉谷しげる）という男がやってきた。愛人に子供ができたのを機に、10年別居している妻と正式に離婚したいのだという。

一方、法倫（稲垣吾郎）は母のゆと子（江波杏子）から呼び出され、奈津子（朝加真由美）という女性の相談を受けていた。夫に好き放題に浮気をされた挙げ句、10年別居したから法的に離婚していいなどという言い分は納得がいかないという。

やがて、ゆと子から連絡が入り、法倫と律子はそれぞれ夫と妻からの依頼を受けていたことが判明。同じ事務所で利益の相反する依頼主からの案件を受けることは法律上、できない。だが、法倫も律子も大事な人間からの紹介だからと言って、譲ろうとしなかった。結局、馬場（藤田まこと）の提案でどちらを引き受けるかはじゃんけんで決めることになり、律子が勝つ。

律子のもとに前田側の弁護士から和解の提案が入る。結果、不動産会社社長の前田が副社長の奈津子に会社を明け渡すことで和解した。

だがやがて、前田が猪木に連れられて、事務所に怒鳴り込んできた。前田の財産の大半はいつの間にか既に奈津子の手で彼女の名義になっていた。このまま和解の内容を飲めば、前田は文無しになってしまうというのだ。

前田は律子になぜ事前に調査しなかったのかと抗議。律子は調査しようと提案したが、前田が面倒だからそんな必要はないと言ったのだと反論する。だが、前田はそんな言葉を聞こうともしない。

すると、法倫は激しい口調で前田の非をとがめる。そして、奈津子の行為は刑罰には処されないが、律子にも責任はあるので、無報酬で法的な対処に当たると言う。

それを聞いていた蝶野（西村雅彦）たちはさっそく民事裁判の準備を開始。法倫は前田の会社の退職金に関する規定を見つけ出し、奈津子に5000万円の支払いを命じる。

さらに、馬場が手に入れた写真を提示。そこには前田の愛人が別の男と写っていた。前田と付き合う前からの関係らしい。愛人の妊娠も前田の子供ではない可能性が高かった。律子はその写真をどう使おうと自由だと言って、奈津子に差し出す。

そして、全てが解決したある日のこと。法倫は律子に離婚しようと申し出た…。

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