逃亡弁護士第1話あらすじ完全版

逃亡弁護士

[第1話]

07/06放送

――1週間前。
「アクサル法律事務所」の弁護士・二ノ宮（船越英一郎）は、被告が「冤罪」を主張する法廷にいた。当初、罪状を認めていたのに証言を覆したのだ。そして、逆転無罪に…。同僚たちから称えられる二宮弁護士。そんな彼を、後輩の若手弁護士・成田誠(上地雄輔)は尊敬していた。

「――何があっても、逃げずに立ち向かえ。自分の心の中の正義を貫くんだ」

ある日、二ノ宮から呼び出しを受けた誠が「アクサル法律事務所」へ行くと、二ノ宮が刺殺されていた。驚く誠を何者かが背後から後頭部を一撃し、気絶させた。

病院で意識を取り戻した誠の元に、東京地検の検察事務官・三枝亮子（矢田亜希子）が現れる。なんと、事務所の誠の机から偽造された請求書などが見つかり、誠は二ノ宮殺しの容疑がかけられたのだ。
「書類を返しに行っただけだ」と主張するが相手にしてもらえない。

それから真船（北村一輝）検察官からの追及が始まった。誠を取り巻く状況証拠はすべて誠が犯人だと示している。二ノ宮が刺されたナイフからは誠の指紋が見つかり、誠の手には二ノ宮の血痕がついていた。唯一、誠のアリバイを証言できるはずの「アクサル法律事務所」の事務員・小早川美由紀（村川絵梨）は「成田とは会っていない」と証言する…。

「強盗殺人」「放火」「業務上横領」の罪をきせられた誠。もし裁判になれば「極刑」は免れないだろう。成田は、無実を証明するために、逃げた。

――逃亡から１週間後。
成田は、自殺しようとしている広瀬友哉（中村獅童）という男と出会う。妻子に逃げられた広瀬は、人生を再スタートさせるべくラーメン屋を始めるが、不動産会社に騙されてしまう。カッとなった広瀬は財布を奪って逃走。暴行と強盗容疑で指名手配されたのだ。

誠は自暴自棄になっている広瀬に「娘に会いに行こう」と説得。誠に促されるように、娘の姿を遠くから見つめた広瀬は自首を決意する。成田は、立ち退いたラーメン屋に忍び込み、覚書と契約書を取り返すことを提案。それがあれば「正当な権利があり裁判で十分戦えるはず」と広瀬を励ました。

覚書と契約書を取り返した広瀬と成田だったが、警備員に見つかってしまう。広瀬と警備員がもみ合いにり、警備員は頭を強打して失神する。ここで誠が「指名手配犯だ」と気づいた広瀬は「早く逃げろ」と誠をその場から逃がそうとする。誠を逃がすために警官隊が突入する時間を遅らせようとした広瀬は、捜査官に銃で撃たれてしまった。

――その後日。
誠は広瀬の娘にプレゼントを手渡していた。広瀬が誠に託したのだ。

その後、「アクサル法律事務所」を訪ねて立ち去ろうとしたとき、二ノ宮の娘・絵美(石原さとみ)と再会する…。

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