歌姫
[第2話]
10/19放送

太郎(長瀬智也)は、のど自慢大会で芥川(秋山竜次)たちにジャマされて歌えなくなってしまった鈴(相武紗季)が泣いているのを見て激怒。太郎は芥川に歌の勝負を挑む。だが、芥川が歌い始めると、そのあまりの上手さに太郎も町民たちも絶句。その後、ステージに上がった鯖子(斉藤由貴)は歌は歌でも短歌を詠い始め、別の意味で絶句させてしまう。

予定されていた出場者が全て歌い終わり、芥川の優勝が告げられるのも待たずして町民たちが帰ろうとした時、飛び入りで太郎がステージに上がった。太郎は伴奏者のギターを借りると、それを弾きながらロックンロールを歌い出し、町民たちも総立ちで盛り上がる。だが、やはり優勝は芥川だった。その報告に現れた芥川に、松(佐藤隆太)は事実上は太郎の勝ちという評判で持ちきりだと激怒。責任を取れと言って、芥川にドスを差し出す。

それから1カ月。山之内一家の妨害がなくなり、一安心する一方、勝男(高田純次)は何かありそうな予感がすると言う。そんな中、勝男と浜子(風吹ジュン)の長女で、鈴の姉の泉 (大河内奈々子) が夫の晋吉(西村清孝)とともに東京から帰ってきた。泉もまた鈴と太郎の関係が気になっていた。そんな泉に鈴はのど自慢大会の時のことを話し、太郎の記憶が戻り始めているのかも知れないと言う。

そんなある日、晋吉が何者かに襲われた。後ろ姿で太郎と間違えられたらしい。幸いにもかすり傷程度で済むが、山之内一家の仕業であることは間違いなかった。

やがて、メリー(遠山景織子)の店に向かおうとしていた太郎が芥川に襲われた。芥川はレコードデビューの夢を叶えるために、松の言いなりにならなければならないと言う。それを聞いた太郎は自分の命の代わりに、世の中を幸せにする歌手が生まれるなら刺されてもいいと言って、芥川の前に仁王立ち。映画ならここで芥川が改心するはずと踏んだのだが、現実はそうは行かず、刺されかけてしまう。応戦した太郎は芥川を撃破。自分には人など殺せないと泣く芥川は、最後にクロワッサンの松には気を付けろと太郎に忠告する。

そんな騒ぎの中、ゲルマン(飯島ぼぼぼ)が山之内一家に拉致されるという事件が起こり…。

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キャスト
四万十太郎、小泉旭(一人二役) / 長瀬智也(ながせともや)
四万十太郎昭和30年代のシーンの登場人物・・・
岸田鈴(きしだすず) / 相武紗季(あいぶさき)
映画館の手伝いをしている館主の娘。幼い頃・・・
クロワッサンの松 / 佐藤隆太(さとうりゅうた)
土佐の狂犬と異名を取る愚連隊。フランスか・・・
芥川 / 秋山竜次(あきやまりゅうじ)
町を仕切っている山之内一家の手下。オカマ・・・
神宮寺くん(じんぐうじくん)=ジェームス / 大倉忠義(おおくらただよし)
学校を休学して、四国お遍路の旅をしている・・・
鯖子(さばこ) / 斉藤由貴(斉藤由貴)
旅館の女将。観光客やお遍路を見つけると、・・・
岸田勝男(きしだかつお) / 高田純次(たかだじゅんじ)
オリオン座館主。鈴の父。町の人々からの信・・・
岸田浜子(きしだはまこ) / 風吹ジュン(ふぶきじゅん)
勝男の妻。鈴の母。鈴と太郎の恋の行方を気・・・

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