話題のシルシルミシル投資を徹底検証!! ｢シルシル｣を見ながら儲かる方法があった!

話題の"シルシルミシル投資"を徹底検証!! ｢シルシル｣を見ながら儲かる方法があった!

テレビ朝日が放送する人気番組『シルシルミシル』を見ながら儲けることができるという､"シルシルミシル投資"なるものが注目を集めている｡

予告編で､ある企業が取り上げられるというニュースをキャッチし､放送前にその株を買うといったものの様だ｡

この"シルシルミシル投資"について『東京スポーツ』が報じている｡

SMBCフレンド･証券･松野利彦氏によれば､
｢円高の影響もあって､日経平均株価はさっぱり上がらない｡
ただ､どれだけ小さくてもいいので､その企業にプラスとなるニュースが出れば､そこに人気が集中し､大きく株価が上昇しやすい相場になっている｡｣

通常､良いニュースといえば､
『すごい商品を開発した』
『海外の一流企業と提携した』
などのことをいうのだが､最近ではそのグッドニュースの発信源になっているのがテレビ朝日だというのだ｡

同局の人気番組となっている､
『シルシルミシル』
『お願いランキング』
『お試しか!』のいずれかに取り上げられた企業の株価が､急騰することが多いのだ｡

｢企業自体や商品を紹介するコーナーの放送時間は10分を軽くオーバー｡
CMに比べるとかなりの宣伝効果になる｡
食品会社の場合､その映像を見た人は食べたいという気持ちになりやすいですし､実際に翌日に行列になることも珍しくない｡｣(松野利彦:東京スポーツ)

『シルシルミシル』は､企業の特集で20分以上も商品などについて放送されており､『お願いランキング』の場合は｢ちょい足し｣､川越シェフのコーナー｢美食アカデミー｣で15分近くも放送されている｡
『お試しか!』の｢帰れま10｣に関しては､およそ1時間もその企業商品について取り上げており､企業PRとしてはすさまじい宣伝効果を発揮している｡

いずれも10%を超える高視聴率を誇る人気番組だけに世間の反響がとても大きい｡
以前､株価に影響を及ぼす番組としてはテレビ東京の『ガイアの夜明け』や『カンブリア宮殿』､あるいはNHKの『プロジェクトX』などが主流だったが､現在の株式市場ではバラエティー化が進んでいる様だ｡

株式市場を動かしているのは"テレビ朝日のバラエティー番組"だというのは事実のようだ｡
確かに､番組に取り上げられる時間が長ければ長いほど､経済効果が現れ株価に繋がるというのも納得出来る｡

この"シルシルミシル投資"はどんな点に注意すればよいのだろうか｡

同誌によれば､
｢ただ､このシルシルミシル投資だが､やみくも買えばいいわけではなく､かなりの注意が必要だ｡
そのポイントを挙げてみよう｡｣

<?@早乗り早降りする>
翌週の予告を見たらとにかく早く購入すること｡
『まだ放送まで1週間あるから､安くなるかも』などと期待していたら結局買えなくなることが多い｡

また､本放送が始まる日の前でも､大きく上昇したら､欲張らずに利益確定するほうがいい｡
この手のニュースは絶対に長く続かない｡
放送前でも一度人気化すると､それっきりのこともあるのだ｡

<?Aなるべく知らない企業を>
パナソニック､キリンビールなど売り上げが1兆円を超える一流企業の株価は､テレビの影響ではなかなか動かない｡
しかし､あまり取引が多くない知名度の低い企業なら､個人の力だけで十分に値上がりする｡

過去には､Hotto Mottoの『プレナス』(『お試しかっ!』6月7日放送)が､前週の予告編が流れた翌日の1207円から10日間で1316円まで上昇した｡
かつやの『アークランドサービス』(『シルシルミシル』5月19日放送)は予告編が流れた翌日は17万円弱｡
しかし､その後一気に上昇し､わずか3日で19万7800円の高値をつけた｡

<?B自宅近くに店がある企業を>
どれぐらいお客さんが伸びるのか､テレビの反響を実感することができる｡
また､株の購入後､値上がりせずに持ち越すことも考えられる｡
その場合､｢株主優待｣として半年に1回､無料券や割引クーポンがその企業から送られる｡

｢近くの店舗があればそれを利用して､安く食事を済ませることができる｡
株で損をしてもそれで元を取れます｣(同)

この投資術をマスターすれば､リスクの低い食品･外食企業で､誰でも投資できる｡

とはいえ株式投資は自己責任｡
どうやら株価に反映されるのは一時的なため､短期売買が適しているようだ｡

予告編をいち早く視聴し､情報を入手することが最大のポイントとなりそうだが､現在の経済状況を考えると安易に手を出せば痛い目を見るような気もする｡

どんな時代でも金にまつわる良い話しはそうそう無いもの｡
過度な期待は止めておいた方が無難なのかも知れないが･･･

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