ブラッディ・マンデイ第1話あらすじ完全版

ブラッディ・マンデイ

[第1話]

10/11放送

クリスマスイブのロシアで、マヤ（吉瀬美智子）は密売組織の男から殺人ウイルスを入手した。
ロシアで町を一つ壊滅させたこのウイルス…。
彼女はこれを使って日本でテロを起こそうと目論んでいたのだった…。

このウイルスの捜査に乗り出した警察庁の秘密部隊「THIRD-i」は、
次のテロのターゲットが東京だということを知り、高校生の藤丸（三浦春馬）にロシア軍用施設のコンピューターにハッキングするよう依頼した。
彼は見た目は普通の高校生だが、実は天才ハッカーで、
2年前にもその才能を使って不正を暴いたことがあった。

だが、藤丸はその依頼を断った…。

そんなある日、彼のクラスメートの安斎（徳永えり）が生物教師の日景（並樹史朗）に呼び出された。
校則でアルバイトは禁止されていたが、駅前のコンビニで安斎に似た店員を見かけたという報告があったのだという。
安斎は学費を払うために必要だったのだと涙ながらに訴えると、日景は彼女の体を触り、ブラウスのボタンを外し始めた。
安斎は日景を突き飛ばして逃げるが、これが理由で2週間の停学処分を受けてしまう。

新聞部のあおい（藤井美菜）は日景の悪行を明らかにしようと息巻く。
素知らぬ顔をしていた藤丸だが、この問題を気にかけていたのか帰宅するなりハッキングで日景のパソコンに侵入。
数々の女子生徒たちをしばった写真のほか、日景がSMプレイをしている動画を見つけ、
それらを教師たちにメールでばらまいた。
これがきっかけとなり日景は学校を退職。安斎の停学処分は無事に解かれたのであった。

翌日、藤丸の前にTHIRD-iの小百合（片瀬那奈）たちが現れ、前日のハッキング行為について追及。
自分たちに協力しなければ逮捕すると告げた。
逮捕されては困ると藤丸は渋々捜査に協力することに。
藤丸には捜査専用のノートパソコンが支給された。

後日、日景の後任教師としてマヤが赴任してきた。
彼女の授業中、パソコンでハッキングをしていた藤丸は昼休みに生物室に呼び出される。
マヤはうっかりした振りをして、藤丸のパソコンを水槽に落とした。
ハッキングされては困ると藤丸をつぶしにやってきたのだ。

一方、THIRD-iの一員である藤丸の父、竜之介（田中哲司）はロシアから帰った沖田（工藤俊作）と会い、秘密のチップを受け取る。
が、沖田はその場で狙撃される。その沖田は息を引き取る直前「ブラッディ・マンデイ」という謎の言葉を竜之介に残していったのであった･･･。

THIRD-i内部にスパイがいるとにらんだ加納（松重豊）は竜之介を疑い、彼からチップを奪い、身柄を拘束しようとする。
だが、逃げた竜之介は藤丸に電話を掛け「ブラッディ・マンデイ」という言葉を覚えておくようにと告げた。
「ブラッディ・マンデイ」とは一体･･･?

藤丸が帰宅すると、そこには刑事が待っていた。
竜之介が人を殺して逃げたというのだ。
妹の遙（川島海荷）から、刑事は家の中にも入ったと聞いた藤丸は、盗聴器が仕掛けられていることを察し、発見して撤去した。
やがて、注文していたパソコンラックが宅急便で届くと、箱の中から小百合が出てきた。
周りに藤丸の家に出入りしているところを見られたくなかったのであろう。

彼女は藤丸にロシアへのハッキングを即中止するよう命じた。
しかし、藤丸は父親の潔白を証明するためにも捜査は続けると言い返した。
藤丸の素直な父に対する気持ちを聞いた小百合は、ハッキング続行の許可を取ってくると告げ、その場をあとにした。

翌日、学校へ行くとマヤの授業中に寝ていた藤丸は、また彼女に呼び出されてしまった。
マヤは藤丸に新しいパソコンを弁償し、何か仕事をしているのならここですればいいと言う。

藤丸はさっそく作業を始め、テロで消滅したロシアの街の風景を映した動画ファイルにたどり着いた。
マヤは藤丸を消そうとするが、組織から藤丸を味方にした方が得策だと告げられる。
一方、藤丸はTHIRD-iに動画を転送。テロ対策のための準備が開始され、ウイルスはエボラと天然痘を掛け合わせた“BLOODY-X”というものだと判明する。

ブラッディ? その言葉が藤丸の心のどこかにひっかかった…。

後日、体の弱い遥は病院に透析検査を受けにきていた。
護衛の為、小百合がそばについていたのだが、彼女は撃たれてしまい、
遥は担当医の京子（宮澤美保）ともどもどこかへ連れ去られてしまった。

すると藤丸の元に電話が入り、妹を返してほしければ電力会社のシステムをハッキングして管理者パスワードを盗めと命じられる。

妹の為なら仕方がないとテロリストにパスワードを流した藤丸は無事に遥を救い出すことに成功した。
遥が監禁されていたその場所にはテロリストの仲間になった日景がいた。
彼は何百万人が死ぬことになると不敵な笑みを浮かべ、その場を去っていった。
睡眠薬で眠っていた2人を藤丸は、女医の夫である医師のもとに連れて行き治療させ、拉致事件は事なきを得た。

しかし問題はまだ解決していない。テロリストにパスワードを渡したと藤丸から聞いた加納は、
そんなことをすれば東京中が停電させられると激怒。
だが、藤丸はテロリストの侵入を防げるよう、檻を作ったと言い放った。
テロを防ぐ檻とは一体!?

この発電所のジャックから考え、テロリストたちがウイルスをまこうとしているのは、
人が密集している閉ざされた空間だと察したTHIRD-i。
彼らはその場所をオープニングセレモニーが開かれている豊洲のショッピングモールだと特定した。
急いで現場に向かうTHIRD-iメンバーと藤丸。

現場に着くやいなや、ショッピングモールは停電された。どうやらその隙に風船を飛ばし、時限装置を使って、そこに積まれたウイルスをモール内にばらまく計画らしい。

モール内の客を表に出せば、東京中の人間に感染させてしまうとTHIRD-i上層部はモールの閉鎖を指示。
一歩でも外に出た者は射殺するとまで宣言した。
しかし、藤丸は自身の鋭い判断力で、このウイルスは偽物だということに気づき、客たちを解放した。

迫り来るテロの恐怖。
果たして日本はどうなってしまうのか…。

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