｢すごキュン｣が早くも打ち切りの可能性浮上!? ラブログは企画失敗か!?

"第2のあいのり"となるべくフジテレビが仕掛けた新番組『恋するTV すごキュン』が大苦戦を強いられている｡

メンバーは男女3:3の計6人で､メンバーはお互いのやり取りをブログを通じてのみ行うことが出来､世界中を"ラブワゴン"に乗って旅した『あいのり』の形とは大きく異なる｡
よって､メンバー同士が常に行動を共にしていた『あいのり』と違い､デート回数も予め決められている為､相手をじっくり探す余裕がなくメンバー間の絆･交流も生まれにくい｡

視聴者が選んだ男女ペアが海外デートに行くことが出来るなど､視聴者からの声も取り入れた構成で『あいのり』から進化を図ろうと試みたようだが､どうにもこうにも結果がついてこないのが現状だ｡

初回､4月16日OA分では未知なる視聴者が"査定"を行ったこともあり､8.0%とまずまずのスタートを切ったが､2回目･4月23日OA分では4.6%と急落｡
3回目となった4月30日OA分でも､4.9%と数字は回復せず､ジリ貧の状態である｡

4月30日に至っては､日本テレビ系『アナザースカイ』6.2%､TBS系『A－Studio』12.0%､テレビ朝日系『警部補矢部謙三』10.5%､テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』5.2%､と民放キー局で最下位の数字を叩き出してしまった｡
『すごキュン』の"大先輩"『あいのり』は平均視聴率15.3%､2007年の最高視聴率が18.2%､落ち目と言われた2008年～2009年頃でも平均12.4%だったのだから､言うまでもなく"第2のあいのり"への道は程遠い｡

視聴者からの評価では､そもそも『すごキュン』がヤラセではないかという声が絶えない｡
出演者のメンバーも職業を"モデル"と公表しており､業界の端くれながらタレントであるのだから､多少なりとも"演技"があると思われても仕方がない｡

特に､Episode1でカップルとなりそうなユートとまいまいにおいては､わざわざブログ上でお相手を見つけようとせずともモテるであろう整ったルックスの持ち主で､イケメン･美女カップルを見ても多くの視聴者は感情移入が出来ないようだ｡

実際､フジテレビに送られる番組へのコメントは､その大半が10代前半の女性からのもの｡
そして多くの熱烈視聴者は､これまで異性と付き合ったことが無いという､みっこを応援しているのである｡
つまり､10代前半という何かと多感な時期の女の子が､自身と出演者を重ね合わせてその恋模様を楽しみ､そのような人達が､現在の『すごキュン』のメイン視聴者層を形成している｡

ただし､同じくモテない男性陣のそうちゃんには殆ど応援コメントは寄せられておらず､『すごキュン』の視聴率アップには10代視聴者から共感を集められる女性メンバーを見つけられるかが大きく影響していきそうだ｡

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